もうすぐクリスマスですね。

みなさんクリスマスのご予定はお決まりですか?

 

酒のしのぶや三代目店主の佐藤浩一です。

 

【クリスマス神期】

クリスマス。

子供の頃は無条件に楽しかったなぁ。

だって単純に希望のプレゼントを親に伝えると、サンタさんが運んできてくれるんですからね。

ウチの親はサンタさんと連絡できる友達なんだって本気で思ってました。

純粋に年に一度クリスマス当日の朝起きるのが凄く楽しみで、早起きしては枕元を確認したもんです。

いつ頃からかなぁサンタさんを信じなくなったのって。

ちょっとおませな友達に「サンタさんって親がプレゼントをサンプラザ(浪江町唯一の超小型ショッピングモール)で買ってくるんだよ」って言われて、その友達とサンタさんについて本気で喧嘩した覚えがあります。

 

【現実に目を向ける期】

小学校高学年になるとさすがに現実を見るようになってきて、サンタさんであったであろう親におねだりするようになりましたね。

 

【ブラッククリスマス期】

その後月日は流れ高校くらいになると同級生たちはクリスマスに彼氏・彼女と過ごすなんて浮かれた奴らを横目に、柔道場で男同士組み合いクリスマスを忘れるように一心不乱に稽古していました。

 

やがて大学に入り周りはクリスマスで浮き足立つ中、僕は合宿所で「日本人なんだからキリスト教のお祝いなんてしてられるか!」と訳のわからない理由により、飲酒ができないため大量の食料を買い込んで、テレビでやっているクリスマス番組を羨ましくもあり僻み根性もあり素直に笑えずに観ていた時期。

 

卒業して仕事を始めた年も幼馴染と「30歳までは絶対に結婚しない同盟」と訳のわからない同盟を組み、バイクでツーリングしたりジーンズの話とかお洋服の話を永遠としたり、決して寂しいなんて思えないくらい遊んでやろうと目論んでいた時代。

 

【クリスマス待望期】

その翌年に僕は同盟に加盟しているのにもかかわらず、現在の奥さんと出会い幼馴染とツルむ時間が少なくなっていきクリスマスが待ち遠しくなってきた時期。

小さい時にサンタさんからプレゼントをもらえるという楽しみとは全く違って物欲はなく、ただただクリスマスというイベントが待ち遠しくなる日が来るとは思ってなかっただけに、自分の中で勝手に盛り上がりすぎてイベント前に若干燃え尽きそうになったけど、モチベーションを維持し続け楽しいイベントだったんじゃないかと今になって思います。

 

【クリスマス待望期②】

結婚し子供たちが生まれると自分がサンタさんになるようになり、その子供たちのリアクションが楽しみになりクリスマスイベントというよりは【クリスマスプレゼントを喜ぶ子供たちのリアクションを楽しむ】というイベントに僕の中では変わっていきましたね。

子供たちにはいつまでも純粋な心でサンタさんを信じ続けて欲しかったということもあり、幼稚園で友達に「サンタさんなんていない!」と言われたと泣きながら言われた時には『余計なことしやがって!!!』とその友達に怒りが湧き出たとともに、今後どうやってサンタさんを信じさせていこうかと奥さんと家族会議を開き、サンタさんからの手紙として英語で書いた手紙と内容を訳してひらがなで書いた手紙をプレゼントに添えるという手法でなんとか乗り切ったのは良い思い出です。

幼稚園の時に早起きしてプレゼントで大喜びした息子が「サンタさんからのプレゼントがパパのタバコと同じ匂いがしたよ」と言われた時は、鼻が効きすぎる息子に驚きながら「サンタさんも同じタバコ吸ってるんだね」と冷や汗をかきながら答えたのは忘れられませんね。

 

【どうでもよくなってきた期】

子供達も大きくなりサンタさんの存在にも気づきプレゼントという名の金品を要求する、いわば盗賊のような存在にクリスマスイベント自体どうでもよくなってきて、今後クリスマスというイベントを楽しめるのは孫が生まれてからになってしまうのかなぁなんてちょっと考えた今年は、娘はNPO法人の招待で研修旅行という名目でハワイに行ってるし息子もおそらく彼女と過ごすと思われるので、僕は仕事が終わり次第家に帰り奥さんと通常通りに晩御飯を食べテレビを観て風呂入って寝るだけだと思われる。

 

世の皆さんはクリスマスイベントをお楽しみくださいね〜