口臭ケアだけじゃなく清涼感を味わいたいってことで色々と商品がありますよね?
フリスクとかミンティアとか。
僕もタバコを吸うんで持ってます!
タバコを吸った後とか食事の後とかエチケットとして。
(決して口が臭いわけじゃないと思います…)
そこで思ったのが口臭ケアもいいけど結局は歯磨きもしないとダメじゃない?ってことです。
いくらタブレットを大量に口に入れてもスプレータイプのものを大量に口の中にシュシュッってしても、基本的な歯磨きをしなければ根本的な解決にはならないですよね?
基本編ができないのに応用編ができる人っているんでしょうか。
足し算引き算ができない人が因数分解とか2次方程式を展開せよとかできないじゃないですか。
例えば一つの問題の解き方を教えられたとしても、その問題に関してはできるとは思いますけど、それ以外の問題はできないと僕は思います。
僕は柔道を小さい頃からやっていまして仕事をするようになってからは、自分も年に1回地元のローカルな大会に出ながら子供達と一緒に稽古してました。
子供達と一緒に稽古していく上で一つ思ったことが始めたばかりの子供は当然ながら基本的なことの反復練習になるんですけど、最初に始めていた子供達が稽古をしているのを見ていると真似して応用編がやりたくなったり早く試合がしたくなってくるのはわかるんです。
でも怪我防止のためにも基本的な受け身や技の入り方って凄く大切なんです。
そこを飛び越して試合をしたがる子供は後々に伸びないんです。
嫌でもつまらなくても基本的なことをシッカリ反復練習した子供はちゃんと伸びていくんです。
そして基本的なことをシッカリできている子供は応用編もちゃんと理解しできるようになるんですよね。
昨日のブログにも書きましたけど僕が仕事を始めたばかりの時には親父の接客の説明を聞いて覚え、それをそのままお客様に説明するんですけど僕の言葉じゃないし僕の感じた説明じゃないんでお客様に全然伝わらなかったんです。
そりゃそうですよね!
だってお酒の味もわからないような若造が親父の説明を完コピしたところで、お客様には見透かされてしまうんです。
やっぱり自分で感じたことを自分の言葉で説明できなければ伝わらないですよね。
それからはお酒の基本的なことを勉強したり色々なお酒をちゃんと味わって飲むようになりましたし、それは今でも変わってないですね。
新しいお酒を飲む時にも自分で感じた感想をお客様にどう説明したら伝わるかを考えて頭の中でまとめ、それを商品に一つずつ説明書きを添えて値札にしています。
何事においても最初からできる人なんていないしスタートラインは全員同じはずなんです。
『あの人のようになりたい』とか『あんなことができるようになりたい』って憧れる人だってスタートラインは同じだし、基本的なことを繰り返し繰り返し練習してそれが積み重なって今の位置にいるだけなんだって思います。
イチローだって生まれてすぐにレーザービームを投げられたわけじゃないし、浅田真央ちゃんだって生まれてすぐにトリプルアクセルが跳べたわけじゃない。
みんな基本的なことを繰り返し繰り返し積み重ねてきただけなんだと思います。
だから僕はこれからも基本的なことを忘れないように勉強し、お酒を色々と味わうことでお酒の説明の伝え方の練習を続けていきたいと、そんなことをちょっとだけ思った年の瀬でした。