浪江の時の話なんですけどちょっと思い出したんで書いてみます。
その時にお取引していた飲食店さん(スナック)のママさんから日中電話があったんです。
「ちょっとボトル片付けたから空瓶取りに来て」って。
普段は日中お店にいないので珍しいなと思いながらもお店に向かいました。
 
お店の中に入ると普段は薄暗い店内の照明が煌々と点いていて、逆に眩しいくらいでした。
明るい店内のカウンターの上には大量の空瓶が並べられていて、全ての商品をウチから納品させていただいてたので全部持ち帰りましたが、その数買い物カゴで6〜7個分本数にして100本弱。
そんなに一度に出さなくても…って思いながら片付けました。
 
その時のママさんが言った言葉
「やっと片付いた〜スッキリした!」
 
この言葉を聞いて申し訳ないけど『潰れるな』って直感で思いました。
事実その後1年持たなかったと記憶してます。
 
 
何故その時に直感で僕は潰れると思ったか?
 
みなさんが同じ状況だったらどう思われますか?
やっぱりスッキリ片付いて良かったと思いますか?
 
まぁ確かに100本弱のボトルを片付けられたんだからスッキリとしたのはわかりますけど、僕はその数を見てママさんの言葉を聞いた時に『は・は・は(^^;)』って愛想笑いしかできませんでした。
 
もうお分かりの方もいると思いますけど何故僕が「このお店潰れるな」って思ったか?
 
 
 
100本の空瓶が出たってことは延べ人数だとしても100人の人が来なくなったってことですよね?
 
小さな町のスナックさんにしたら死活問題じゃありませんか?
 
例え半年でボトル整理したとしても半年で述べ100人のお客様が来なくなったんです。
しかもママさんはそこに気づいていなかったんです。
 
当時は今のようにSNSも多くの人がやっていたわけじゃないのでSNSを活用とまではいかなくても、お客様に営業電話するなりお店の女の子にしてもらうなり何かアクションを起こしていれば結果は変わっていたと思います。
 
物の捉え方・物の考え方の違いなんでしょうけど、暇なのは暇になる原因があると思うし、忙しいところは忙しい理由があるんじゃないかと思うんです。
 
今だったら飲食店さんもSNSを使って発信できる時代ですし、SNSでお客様と関係性を作れる時代なんじゃないかと思うので、まずは何かしら行動してみないと何も始まらないし何も解決しないと僕は思います。