結果なんてすぐに出ると思うなよ!
 
 
これウチの親父の口癖です。
 
 
僕が親父がやってたディスカウント店から脱却したいと相談をし、まずはじめに自分で飲んで「こんなに飲みやすい芋焼酎があるんだったら、ウチでお客様にご紹介したい!!」って思って、とりあえず取引してた問屋さんから仕入れられる本格焼酎のリストを出してもらい、それを持って親父に相談しました。
 
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それまでの本格焼酎の取り扱いは【芋焼酎の白波・麦焼酎の二階堂といいちこ・蕎麦焼酎の雲海・胡麻焼酎の紅乙女】の大手メーカーさんの5種類。
今から20年くらい前はこの5種類あれば事足りたんですよね。
だから親父に本格焼酎をやりたいって直談判しても「そんなの売れねぇ!」って言われ続けました。
それでも自分の中でのそれまでの芋焼酎のイメージが大きく変わったので、是非やりたいんだっていう事を伝え続けて、ようやく親父が首を縦に振ってくれたんです。
ここまで1年位かかりましたね。
 
そしていざ本格焼酎に力を入れ始めた時にも「結果なんてすぐに出ると思うなよ!最低3年は結果を求めるな!」って親父に言われました。
 
【そんなん言っても3年まではかかんねぇべ】なんて根拠のない自信があったんですけどね…。
 
ものの見事に親父的中でした。
 
その時の失敗としては【品揃えが少ないから売れないんだ!もっと種類を増やせばお客様に飲んでもらえるんだ!】って勘違いして、問屋さんから仕入れられるだけ仕入れてピーク時は本格焼酎だけで400種類ありました(^^;)
 
でも種類の多さじゃなかったんですよね。
僕が本格焼酎の良さとか本格焼酎の美味しさを伝えられてなかったからだったんです。
 
そこに気づいてからは自分で見つけて自分が好きになった蔵元さんから直接仕入れる商品を増やし、逆に今まで普通に問屋さんからの商品を減らしていきました。
 
 
やっぱりすぐに結果なんて出ませんでした。
だけど徐々にクチコミとかでお客様に来ていただけるようになって「あそこに行けばなんか面白いのがあるって聞いて来たんだけど」って言われる事が増えてきたなぁって感じたのが、本格焼酎に力を入れはじめてから10年弱はかかりましたね。
だって元々日本酒を良く飲まれる地域だったんで、本格焼酎なんて見向きもされない時からですからね(^^;)
 
 
これってSNSも同じですよね?
 
ぶっちゃけSNSで物なんて売れません!!!
そもそもSNSは物を売る為の道具じゃなくてコミュニケーションツールなんですからね。
 
だからSNSで物を売ろうと思って初めても売れない・結果が出ない・辞めちゃうって言う事なんだと思います。
 
SNSでコミュニケーションを取るのだって最初からできる人も居るんだとは思いますけど、僕もかれこれ2年弱ですけどまだまだ難しいです。
距離感だったり文字だけのコミュニケーションツールなので、思った事と伝わった事が違ってたりとか。
 
だけどやらなきゃ上手になんてならないし、SNSをやってなかったら今頃は…。
 
最初から結果なんて求めてませんでした。
 
 
 
僕がTwitterで遊んでた【マリオを探せ】ってのがあるんですけど、これも思いつきで始めた事だったんですけど最初の回答者はゼロっす(^^;)
それでも毎日毎日続けてお題を出していたら1人・2人と少しずつ回答してくれる方が増えて、最後の方(現在休憩中)は毎朝楽しみにしてくれる方までいました。
マリオを探せで多くの方と繋がりもでき何よりも自分が一番楽しかったんですよね(^^)
だって参加してくれてる人達が見つけられずにモヤモヤしてたり、マリオを探さずにお酒を色々見てくれたり中には「〇〇売れたね」なんてコメントまでくるようになりました(笑)
 
これも僕なりのコミュニケーション方法だったんですね(^^)
 
それを見た仙台のしんぼう事、バイク屋の社長さんである高橋新一郎さんがバイク名当てクイズなるものを始めたようです!
気になる方は是非チャレンジしてみてください(^^)
 
 
PSしんぼう!結果なんてすぐに出ないっすよ(笑)