おはようございます!



すっかり暖かくなりましたね!


先日東京でも桜が開花したようで。


来週はさっそくお花見なので、今からとても楽しみです!



さて今回は、


TOEIC SWテスト② Speaking


について、もう少し細かくお話しましょう!



Speaking


ヘッドフォンをつけ、付属されたマイクに話して録音する。


Unit 1: Questions 1-2 音読問題 (Scale: 0 ~ 3)


与えられた短い文章を見ながら、それを音読します


3点が最高点です(計2つの文章を読みます)。


2つの文章が提示されますが、そんなに難しい文章ではなく、準備する時間も与えられます。


発音やイントネーションなど、英語らしい音読が出来ていれば高得点が狙えるでしょう。



Unit 2: Question 3 写真描写問題 (Scale: 0 ~ 3)


与えられた写真を見て、その写真を45秒でできるだけ詳細に描写します。


3点が最高点です(1つの写真についてのみ描写します)。


1つの写真が提示されます。TOEIC Listening/Reading でいう Part1の写真に似ています。


与えられた準備時間で場や人物の状況を把握し、以下のように英語で表現することが求められます。



「この写真は〇〇が場所の写真だ」


「人が何人かいて、左にいる人は〇〇をしていて、〇〇色のシャツを着ている」


「緑の木々に囲まれており、人々は軽装なので季節は夏だと思う」


上のような簡単な文章を、英語で言うことができれば満点(3)です。



Unit 3: Question 4-6 応答問題 (Scale: 0 ~ 3)


電話のインタビューを受けているという場面が想定され、計3問の質問がされます


3点が最高点です(1つのインタビューを受け、それに対して3問質問があります)。


初めの2つの質問は15秒以内3問目は30秒以内で解答するように指示されます。


例)


1.What is your favorite food? 「あなたの好きな食べ物は何ですか」 (15秒)


2.How often do you eat out? 「どのくらいの頻度で外食しますか」 (15秒)

 

3.Desribe your favorite restaurant. 「お気に入りのレストランについて話してください」 (30秒)



それぞれ、明確な文章で答えることが求められますが、簡単な文章で構わないので高得点が狙えます。




Unit 4: Question 7-9 提示された情報に基づく応答問題 (Scale: 0 ~ 3)


スケジュール表などの情報を読み、それに関する質問を電話で受けるという場面が設定されています。


3点が最高点です(1つの情報が与えられ、それに対して3問質問されます)。


電話で訊かれたことを瞬時に文字から読み取り、答えることが求められます。


与えられる情報とは主にスケジュール表などで、


TOEIC の Listening / Reading でいう Part7 のスケジュール文とよく似ています。


問題は3題で、初めの2問は15秒以内、3問目は30秒以内に解答することが求められます。


少し難しくなっていきますが、このへんまではきちんとした文章が2文・3文作れるなら問題ありません。


(例)


Hi, my name is ×××. I am attending the ABC Seminar this weekend. I have a couple of questions....


1. I would like to know what time the seminar starts. (15秒)


 「セミナーが何時に始まるか知りたいのですが」


2. I have an appointment at 5 pm. Do you think it would be possible to leave early? (15秒)


「5時に約束があるのですが、早く退出することは可能でしょうか」


3. Could you tell me what will be happening before lunch? (30秒)


「昼食の前には何があるか、教えていただけませんか」




Unit 5: Question 10 解決案を提案する問題 (Scale: 0 ~ 5)


120字程度の英語の留守電メッセージを聴きます(1つ。最高点は5点)。


そのメッセージは、相手に問題の解決策を質問する内容で、


解答は当然解決策を提示するものになります。



留守電は約1分間続きます。その間に内容を理解・把握します。

その後30秒考える時間が与えられます。その間にできれば2つの解決策を整理したいところです。


そしてその後60秒の解答時間が与えられます。


この Unit がおそらく一番難しいかもしれません



言うべきことを整理しておきましょう(60秒以内)。



1. 名前 (Hello, this is Tom Anderson from ××× company. など)


→ 受験者の名前ではなく、役になりきります。


よって、設定された 「自分の名前」 をしっかり聴いておくことが大切です。



2.相手の問題を理解した旨を伝える


例) Thank you for your call. You said that you were concered about ...


「お電話ありがとうございました。...の件をご心配されているということですが、、、、」



3. 解決策を提示する(できれば2つ)。


例) Why don't you place an order on our company website? It will reduce your time and cost.


「弊社のウェブサイトで注文されてはいかがでしょうか。それならお時間もコストも削減できます」



4. 自分の連絡先を提示する(自分で考えて作りだす)。


例) If you have any questions, please call us at 123-4567. Thank you.


「ご質問があれば、123-4567までお電話ください。それでは失礼します」


(このような番号はもちろん適当で良い)




Unit 6: Question 11 意見を述べる問題 (Scale: 0 ~ 5)


提示されたテーマ・トピックに対して、自分の意見を述べる問題です。


5点が最高点です(1つのテーマのみ)。


あるテーマについて論理的に考え、論理的に文章を構成する力が求められます。


準備時間として15秒与えられ、その後に60秒以内で意見を述べます



例) テーマは画面に文字として提示されます(日本語訳なし。英文のみ)。


Some people say it is better to live in a city. Others prefer to live in the countryside. In your opinion, which do you prefer to live in, a city or the countryside? Give reasons and specific examples to support your answer.


都市部に住むのがいいという人がいる一方で、田舎に住むのが好きという人もいます。あなたは都市部と田舎とではどちらに住みたいですか?その理由と具体的な例を挙げて答えてください。




英文の基本ですが、構成は以下のように作りましょう。


1. 自分の意見をまず述べる(結論から)。


I prefer to live in a city.



2. 理由が2つある、と述べる。


There are two reasons for this.



3. 初めの理由・具体例を述べる。


In a big city, I have a lot of opportunities to communicate with people who have different cultures and experiences.



4. 同様に、2つ目の理由・具体例を述べる。



5. 最後にもう一度自分の意見を表明する。


Therefore, I prefer to live in a city.




いかがでしたか?


まだまだマイナーな試験ではありますが、会話力やコミュニケーション力を問われる試験ですよ。


次回は Writing セクションについて紹介します!