文芸と芸能によってたくさんの人の心を豊かにし、社会全体を豊かにする。

 

 

これが私「文章が書ける美女」としての活動の目的であり理念だ。

 

 

そしてこれは私自身が「文章が書ける美女」というフレーズに行き着く数年前、2014年秋に初めてミスコンに出場した時にはすでにイメージとしてあった。

 

 

「執筆業とモデル業の両方をやるなんて、そこまで新しい発想でもないからすんなり世の中に受け入れられるだろう」

 

 

イメージを抱いた当初私はそう思っていたが、それは大きな誤算だったようで結局私は自分の活動の意図がなかなか理解されずに苦しむことになる。

 

 

あれから7年の間、私も散々傷つき、苦しんできたので、今となっては「自分のやっていることは人に理解されにくいことなんだ」と理解できるようになった。

 

 

理解されないことをやっているからこそ、自分のやっていることに価値があるのだと思えるようになった。

 

 

私が好きな中国の小説家・魯迅は『吶喊』の中で、

 

 

「自分としてはただ、自分の若い時と同じく現在楽しい夢を作る青年達に、あの寂寞の苦しみを伝染させたくないのだ。」

 

 

と語っている。

 

 

妊娠し、これから子供を育てるはずの私は今、魯迅と同じことを考えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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