ついさきほど、秋田県の背が伸びました。
なんと、青森県との県境が十二湖駅まで北上したんです。といっても本当の県境ではなく、観光における県境です。
これは、毎年、青森県鰺ヶ沢町・深浦町、そして秋田県の八峰町が合同で行っているイベントで、綱(つな)ならぬ網(あみ)引きを行い、その勝敗によって翌年の観光的県境の場所が決まるという面白い試み。
今年10月に行われた国盗り網引きにおいて、トータルで秋田県側が勝利したことで、本日から本来まるっきり青森県である「十二湖駅」が県境となったわけです。
ちなみに、昨年は秋田県側が敗北し、本来なら秋田県である「道の駅はちもり」が県境となっていました。
なので、本日、県境が「道の駅はちもり」から「十二湖駅」まで、15キロメートルも北上したことになります。
青森県の深浦町・鰺ヶ沢町、そして秋田県の八峰町の代表者がスコップで土入れ。
ちょうど「リゾートしらかみ」が通りかかり乗車客も車窓から見学していました。
秋田県八峰町の観光協会会長も新県境の前で会心のガッツポーズ。
この企画、遊び心があっていいですよね。来年も勝っちゃうと、いったいどこまで県境が北上するんでしょう。楽しみです。
いずれこの国盗り網引きの開催日に合わせてツアーを造りたいです。