本日2015年5月2日の白神の森遊山道(旧称ミニ白神)の様子です。駐車場には多くの車がとめられていました。
晴れていても雪解けで足元がぬかるんでいるので長靴や防水のトレッキングシューズなどを持っていくことをお薦めします。くろもり館には貸出しの長靴もありました。
十二湖同様、白神の森遊山道もまた例年よりかなり早く春が進んでいるようです。
残雪はあるものの散策路は問題なく歩くことができます。
気温は20度近くあったのではないでしょうか。シャツ1枚でもじっとり汗をかくような暑さでした。
この陽気に、十二湖と同じような花たちがたくさん咲いていました。こちらはオトメエンゴサク。
とりわけカタクリが散策コースのいたるところで咲き乱れています。圧巻でした。
キクザキイチゲもコース沿いに延々と見られました。
ブナのやわらかな若い葉をフィルターにして、優しい太陽光が降り注ぎます。
ここ最近の異様な気温の高さで、森の中は5月中下旬を思わせる風景でした。(参考:2013年5月の様子、2012年6月の様子)
散策路に設置されている聴診器でブナの音を聴きます。どんな音がするか、ぜひ現地でお試しください。
森の奥まで進むとまだ残雪があり、少しのあいだ雪の上を歩くことになります。
白神の森遊山道の雪と緑のコントラストは今だけです。
遊歩道は雪もなくらくらく歩くことができます。
頭上にはオオカメノキ。
オオバクロモジ。
ハウチワカエデの花が少しだけ残っています。
今年はマイヅルソウも早めに咲きそうです。
ツクバネソウも咲く準備をはじめています。
少し早い春を迎えた白神の森遊山道でいろいろな発見をお楽しみください。ちなみに白神山地周辺は今年のゴールデンウィーク、夏を思わせるような暑さが続いています。ただ、夕方になると急激に冷え込むのでご注意ください。
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