少しブログちゃんをおさぼりしてしまいまちた。

すっかりミュンヘンも春の陽気が感じられるこの頃です!

2月は2つのリサイタルがありました。

1つ目はザルツブルクのミラベル庭園内の教会でのリサイタル。
もうかれこれ、何度も出演させていただいています。
冬は本当に寒いので、お客様はあまりいらっしゃいませんが、終演後にお客様が、声をかけてくださり、これからも私のコンサートに追いかけてくどさるとのこと!こういうメッセージは本当に励みになります!

ここでリサイタル。
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そして、ミュンヘンはあのフィルハーモニーがあるガスタイクという建物の、小ホールで、Winners&Mastersという、名前の通り、世界から、国際コンクールなどで賞を得た若きピアニストが出演するリサイタルシリーズでリサイタルをさせていただきました。

私はそんなに若くもないし、国際コンクールで名を挙げたっ!!といえるほどのとても大きなコンクールで優勝したわけではありませんが(笑)、ありがたいご縁があり、出演できました。

実はこのシリーズは、ミュンヘンに来た5年前から憧れていたシリーズだっただけに、本当に嬉しかったです。

そして、さらに驚くべきことに、当日のsüddeutsche Zeitungという、ドイツでは2番目くらい大きい新聞の文化面に、私自身のこと、そしてその日開催される私のリサイタルの情報が、これまた私のカラー写真付きで載ったのです。

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これは非常に嬉しいことなのですが、ちょっとだけ"いわく"付き。
昨年に受けたミュンヘンのコンクールで、優勝をしたのですが、それが公式にアナウンスされた2週間後に、実はルールの中に年齢制限があったとこのこと…!私も、そして審査員も誰もそのことを知らず、ある方がそれを発見し、明らかになったのです…。もちろん、それはルール違反ですし、私がきちんとそれを把握していなかったというミス…。賞を自ら返還いたしました。
が、そこで審査していらした記者の方が、私の演奏を本当に本当に賞賛してくださり、主催者側にもミスがあるだろうに、良い演奏をして、一度優勝したピアニストだけが、罪を被らなければならないのだ!という記事を、私のリサイタルの内容とともに書いてくださったのです。
それが上の記事の大まかな内容です…汗。

もう一年も前のことですし、私もショックから立ち直り(少し大げさかな…)、忘れかけていたので、記事になったことはビックリでしたが、まぁかのSüddeursche zeitungに写真付きで名前が載るなんて、そうそう無いことですので、ありがたいことと、受け止めています…。笑

おかげで、リサイタル当日は完売で、多くのお客様にいらしていただきました。
5年前、初めてミュンヘンに来た時、大学以外の知り合いが1人もいなかったあの頃に比べたら、本当に嬉しいことです。
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また精進して!次の夢に向かっていきたいとおもいます★