オウム真理教の麻原彰晃(本名・松本智津夫)の死刑が執行されたのは、7月6日の朝。
その日の午後、麻原の姿は、東京・品川区の「幸福の科学」総合本部にあったようです。
大川隆法総裁の身体を借りて。
同教団の“お家芸”で蘇った麻原は、何を語ったのでしょうか。


女優の清水富美加が出家し、千眼美子と改名したことでも注目が集まった「幸福の科学」。
そのトップである大川総裁は、これまで様々な故人の霊や存命の著名人の守護霊を自らの身体に宿し、そのホンネを語り下ろしてきたそうです。

今年に入ってからでも、金正恩やホーキング博士、司馬遼太郎、トランプ大統領、吉高由里子……と幅広いラインナップで、その最新版が麻原彰晃だったようです。


大川総裁によるこれらの「霊言」あるいは「守護霊インタビュー」は、基本的に録画された映像を通じて全国の信者の元へ伝わります。

先に触れたとおり、今回の「麻原彰晃の霊言-無間地獄への道-」は死刑が執行された6日に収録され、8日から全国の教団施設で公開が開始されたとのことです。


教団の公式サイトにある紹介文によれば、〈死刑執行直後の麻原の心境とは〉〈なぜ、オウム教は地下鉄サリン事件等を起こしたのか〉〈オウム教が政界を目指した邪悪な理由〉といった構成になっています。

オウム真理教の前身である『オウムの会』が設立されたのは1984年。

のちに『オウム神仙の会』と名を改めるわけですが、大川総裁が『幸福の科学』を立ち上げたのが86年。



ほぼ同時期に現れたこの2つの教団は、テレビの討論番組などで揃ってキャスティングされるなど、いわば“ライバル”的な見方をされていました。

ですが、少なくともオウムのほうは“ライバル”などと生易しい捉え方ではなかったようで、オウムへ強制捜査が始まった95年の6月19日付夕刊で、朝日新聞は〈小沢一郎氏 池田大作氏 大川隆法氏 オウムが襲撃計画 「標的メモ」に名〉と一面で報じています。

当時、新進党幹事長だった小沢氏、創価学会の池田名誉会長と共に、大川総裁もターゲットにされていたのです。



麻原彰晃(本名・松本智津夫)は、1955年3月2日 生まれの「井宿」です。

幸福の科学「大川隆法」総裁は、1956年7月7日生まれの「井宿」です。


そんな二人の相性は
   
『命』

出会った瞬間にシンパシーを感じる、運命の関係

同じ宿を持つ『命』の相手とは運命的な縁がとても深い関係です。


お互いに『命』の関係となる相性の確率は、6種類ある相性関係の中でも一番低く、 出会いの確率も27分の1となります。

めったに出会う事のない相手ですが、一度出会ってしまったら強力な因縁か生じるので、なかなか離れることができない関係となります。


似たもの同士なので、価値観や趣味などにシンパシーを感じる点が多く、たとえ初対面でもはじめて会ったような気がしない懐かしさを感じることもあります。

しかし、接近しすぎたり意識しすぎたりすると、性格が似ているために自分では気がつかない内面の嫌な部分を見てしまい、嫌悪感を覚えたり重苦しく感じる場合も少なくないでしょう。


違う役割であれば個性が発揮出来ますが、同じ役割や任務を課せられた場合は、神経が過敏に働いて対抗意識を感じてしまいます。
また、プライドがぶつかり合い、お互いに一歩も譲らないことも。

しかし、協力出来る体制になれば、これ以上ないほどの最強のコンビとなって、驚異的な力を発揮するでしょう。
不思議と尊重し合え、さりげなく必要な手助けをしてくれるので、絡むことで揺ぎ無い信頼関係が築けます。