フィギュアスケート男子の2014年ソチ五輪銅メダリストのデニス・テン(25)が19日、カザフスタンの最大都市・アルトマイの路上で刃物で刺され、亡くなりました。


「KAZPRAVDA」など複数の同国メディアが報じました。
同国のスポーツ文化大臣も「偉大なスケーターで、我々の誇りだった」と突然の悲劇に哀悼の意を評し、「ご家族にお悔やみ申し上げる」とコメントしています。


現地報道によると、テンさんは19日午後、アルトマイのダウンタウンでテンさんの車のミラーを盗もうとした2人組に襲われ、大腿部などを刺されました。
救急車で中央病院に運ばれましたが、3リットルの血液を失うなど出血がひどく、医師の懸命な治療にもかかわらず、病室のベッドの上で息を引き取ったとのことです。


デニス・ユーリエヴィチ・テン(カザフ語: Денис Юрьевич Тен、英語: Denis Yuryevich Ten)は、1993年6月13日生まれの「奎宿」です。
「奎宿」は、十二宮の中では、デリケートで直観力に優れた「魚宮」の影響を最も強く受ける宿です。
十惑星では、神秘性を持ち、豊かな想像力と芸術性を表す「海王星」の影響を受けています。

夜空では、カシオペアの東南、ペガサスの東北、オリオン大星雲にあるアンドロメダ座の二等星に該当します。
ギリシャ神話では、囚われの身の王女アンドロメダを救ったペルセウスが乗っていたのがペガサスということもあり、麗しい容姿と臆することの無い精神が、なぜかトラブルを呼びやすい様子を暗示しているかのようです。


邪心がなく上品な「奎宿」は、とても礼儀正しく精神性の高い人。
すべての命の源である大海原のように、あらゆるものを包み込む愛と優しさに溢れています。


小説や映画、音楽などに深く陶酔するロマンチストな面があり、他人を慈しむ優しい性質なので、対立や争いを極端に避けるでしょう。
ただ、潮の満ち引きのように移ろいやすい心から、何かと迷いやすく依存傾向も強いので、なかなか自分で決めることが出来ません。


自己憐憫の意識が強く、「どうせだれもわかってくれない」と悲劇のヒロインを演じてしまうことも。
また、誠実で真面目なタイプなので、常に健全でありたいと願っていて、見せかけだけの軽薄な人を嫌う傾向があります。


そんな「奎宿」のデニス・テンにとって、
7月19日は「魔のウィーク」中の
『魔・成』の日でした。

「魔のウイーク」の7日間には、騒ぎや揉め事、アクシデントなどが多く、宿命的なことが必然的に廻って来ます。
それらのトラブルは、これまでの負の蓄積が引き起しており、前世から持ち越してきた根深い因果が、浮き彫りになって現れます。

「魔のウイーク」に何かを始めたり、強引に何かを動かしたりすると、後悔することになるでしょう。
また、突発的な事故、急病にも注意が必要です。



デニス・テンは2016年3月のフィギュアスケート世界選手権の公式練習中、羽生結弦の進路を妨害する形となった一件でも注目を集めました。
羽生とはその後、和解しています。

慎んでご冥福をお祈り致します。