■ 底宿の「生まれ変わり」の相性 命、業、胎の相手
① 「命の相手」 『底宿』
一心同体、反面教師の関係 (65点)
二人は、729分の1の「特別な縁」で結ばれています。
お相手があなたと「同じ宿」の場合、
性別や顔つき、体型は異なっていても、
内面に抱えた「個性の本質」は、
何から何まで一緒だとされます。
「命の相手」は、あなたの「反面教師」でもあるため、
ピタリと息が合う一方で、
自分と同じ短所に「やり難い」面もあるでしょう。
このため、宿によっては相性が異なります。
滅多に出会うことはありませんが、
一度縁が生ずると長いお付き合いになります。
このお相手には、腹の探り合いなどせず、
素直に向き合うようにしましょう。
「命の相手」との恋愛・結婚は、
年齢が一回り以上離れていると良好な関係が築けるとされます。
しかし年齢差が少ない場合は、お互いの「自我」が衝突し、
摩擦を生じさせることになりますので、あまりお勧め出来ません。
しかし、お互いに深い縁でつながれているために、
一度離れ離れになったとしても、再会すれば、
すぐにこれまで通りのお付き合いが出来るでしょう。
ある種の「腐れ縁」的な要素を含んだ相性ですから、
お相手との相性はチェックされましょう。
但し、「奎宿」「鬼宿」「星宿」「軫宿」の場合は、
最高の相性とされます。
② 「業の相手」 『室宿』
あなたの前世の宿を持つ人 (90点)
二人は、「生まれ変わり」の縁で結ばれています。
宿命によって引き会わされた「運命の人」に当たります。
「業」とは、あなたの「前世」を意味していますから、
お相手が「来世」で生まれ変わると、あなたの宿になる…。
つまり「生まれ変わりの縁」によって
結ばれていると思われましょう。
このため、「業の相手」とは、出会った瞬間から
「懐かしさ」や「親しみ」を覚え、
以前どこかであった事が? などと感じられるものです。
実際に会話を重ねて行くと、
お互いの意外な共通点に驚かされるでしょう。
「業の相手」との出会いは、
あなたに「人生の分岐点」が訪れていることを意味します。
あなたが一人で「人生の選択」をするのではなく、
「このお相手にサポートしてもらいなさい!」と、
天があなたに差し向けた使者だと思われましょう。
このお相手とは、燃え上がるような恋にはなりませんが、
会話を重ねていくうちに「お互いを必要とし合う」
強い絆を結ぶことができます。
お相手からの「無償のサポート」を受け入れられることが、
「特別な縁」を作用させる秘訣になります。
③ 「胎の相手」 『井宿』
あなたの来世の宿を持つ人 (80点)
二人は、「生まれ変わり」の縁で結ばれています。
あなたにとって「胎の相手」は、
宿命によって引き会わされた「運命の人」です。
「胎」とは、あなたの「来世」を意味し、
つまりお相手の宿は、
あなたが来世で「生まれ変わる宿」に当たっているのです。
このため出会った瞬間、
あなたはお相手のために「何かしてあげたい!」と思えるでしょう。
しかしあなたの気持ちを、お相手が気付けるかどうか…?
それは、あなたの無償のサポート次第だと言えるでしょう。
このお相手のために尽くすことが、縁を生じさせる秘訣です。
「胎の相手」とは滅多に出会うことはありません。
しかしこの出会いには深い意味があります。
お相手は今、「人生の岐路」に立たされており、
その選択を誤らないようにと「天はあなたを使者として選び」、
そしてお相手に差し向けたのです。
言葉を交わさなくても、お互いを理解出来る相性ですから
「恋人」や「結婚相手」にも適しているとされます。
この「特別な縁」を作用させるには、
あなたが心を開き、
打算や計算のない「無償のサポート」をされることが必要となります。