● 貴重な、北海道の原種の黒豆、黒千石大豆で作った和風おやつ

こんにちは。一美キンロスです。

先日の日本行きでは、黒千石大豆もプレゼント頂きました。

超小粒で、まん丸の形をしています。

・次の写真の左側は、丹波の黒豆。右が、黒千石大豆です。



煮ると、膨らむだけでなく、形も変わります。黒い小豆のような形になるんです。



・左が乾燥状態、右が煮た状態です。



黒豆と言えば、丹波の黒豆。そんな知識しか無かった私なので、この品種のことは、全く知りませんでした。

調べてみると、それもその筈。一旦、絶滅していたそうです。

理由は、栽培の困難さのようです。

以下は、北海道農政事務所の説明です。

復活した黒千石大豆

※北海道の原種である黒千石は、1970年代以降、栽培が途絶えていましたが、多くの方の努力や支援で復活

黒千石は、極小粒大豆。種皮は光沢のある黒色、子葉は緑色。普通の大豆より葉数が多く、日照時間を多く必要とし天候に左右されやすいので、栽培が難しい。

黒千石大豆には、イソフラボン、アントシアニン、ポリフェノールが、ほかの豆に比べて豊富(日本食品分析センター調べ)

栽培が難しい、と言うのが、大きなマイナス点です。でも、北海道の原種ということは、プラス点かもしれません。北海道とイギリスは、気候が似ていますから。

ダメもとで、もう少し暖かくなったら、数粒、蒔いてみます!

一方で、種子法廃止の影響で、また絶滅する可能性は無いのか?

実は、種子法についての網羅的知識を持ち合わせていません。これを機会に勉強します。

その前に、まずは食い気から。笑。お善哉を作ってみました。

手前が私の分。向う側は、豆が不得手な夫用、豆少なめ版です。



さて、豆類を煮るのは、思いの外、簡単ですよ。

私の方法は、8時間程度の浸水後、水を替えて、圧力鍋で煮る。

たったこれだけです。

煮ている間の香りは、当たり前でしょうが、豆の種類によって違います。黒千石大豆は、やはり、黒豆風の香りでした。^^

なお、加圧調理時間は、一般的には15分前後。小豆は25分。

今回は、迷いましたが、普通の黒豆同様の15分にした所、固めだったので、圧をかけずに弱火でコトコト煮足しました。味付けはその後、デイツ・シロップと塩少々にて。

きな粉をパラパラしても良いな、と思ったのですが、後の祭り。次回はそうしてみます。

さて、少し上の方に、夫は豆が不得手と書きました。でも、甘い味だとペロリと平らげるんですよ。

お陰で、二人とも幸せ満点な食後感でした。^^



便秘、皮膚炎、アレルギー、生活習慣病、婦人科系の疾患など、あきらめていた慢性病が解決に向かう可能性があります。