息子が持ち帰ってきた、
かけ算のテスト問題。
コレ、
ダメ…じゃない
間違えているのに、まるがついてる。
わかります
マルがついていたら、
一瞬、見逃しそうな問題です。
正確は、2×5なんです。
かけ算の順序問題。
昔から色々言われているこの問題
たぶん私たちの時は、
かけ算はとにかく暗記暗記で
深い意味などに
じっくりと
時間をかけてはいなかったように思う。
そして、この問題のような
昔でいうひっかけ問題、
今でいう
思考・判断・表現力を問う問題
というのは存在しなくて…。
問題文に出てきた数字で
順番通りに式を作ることができる問題しか
出題されなかったはずなんだな。
だから、
このテストを見た時も、
時代は変わったなーと
痛感したよね。
1台に2人ずつ乗っています。
乗り物は5台あります。
みんなで何人乗っていますか?
昔はこんな問題しか出なかった。
だから
数字が出てきた順に2×5という式が作れたら
それでよかった。
乗り物が5台あります。
1台に2人ずつ乗っています。
みんなで何人乗っていますか?
今はこんな問題が出る。
5×2と書かずに、
2×5と正しく書けるかが、問われている。
ということです。
かけ算の順序なんて…
どっちでもいいって
大人ならわかるんだよね。
でも、小2の今は、
教科書では
1つ分の数×いくつ分=全部の数
で計算しましょう、
と、習っているんだよね。
この通りに式を組み立てられるかが
問われているのです。
答えが合っていればいいんじゃない
と思うよねー
私もそう思ってしまう。
それは、
その後の算数・数学で
様々な考え方を学んだから
そう思えることであって、
小2の今、
答えだけではなく
式を書かせているということは
考え方を問われている
ということだから
答えだけ合っていればいいのでは
ないんだよね…
小2のかけ算では、
順序を入れ替えても答えが同じになる法則は
まだ習っていないから、
1つあたりの数×いくつ分
の考え方が浸透しているか
場面を考えられているかが
大事なわけです。
コラショを見てみると、
正確していた息子。
この、絶妙な問題
教科書だけでは親は気づかなかった。
ベネッセありがとう。
果たして息子は
理解しているのか
理解していないのか
そこが大事なんだけど、
息子は明らかに、
答えが合っていればよくね
というタイプです。
テストのこの問いも、
順番をそうしなきゃいけないのはわかってる。
でも早く終わらせたかったからそう書いた。
とのこと
その考え、嫌いじゃないよ。
内容を理解しているならいいけど。
テストでマルされてるから、
マルついてるんだからいいじゃん
と思考停止するのはイヤだな
実際に、マルがついてることで
混乱し始めたし
と言うことで、違いを教えて、納得。
先生は…
どう教えてるんだろ
コレ…
学校に電話する
わざわざ
こんなことで
ちょっと迷い、
小学校の算数科の友人に聞いてみました。
この部分は小2のかけ算の
一番大事なところ。
間違えてはいけないところ。
電話したほうがいい
とのことで勇気をもらい、
聞いてみました。
確認したかったのはこの点。
学校ではどう教えているの
どっちでもいいと教えてる
教科書の通りに教えている
ってところ。
他にPTAの用事もあったので
ついでに聞きました。
結果、採点ミスでした
学校でも、その部分は大事なこととして教えています。
息子くんはわかっているので
大丈夫だと思いますよ。
とのことでした。
学校でも大事なこととして教えているなら、
家庭学習の答え合わせで
「どっちでもいいよね〜」とは言えないな。
それが確認できてよかったです。
大事な部分ならテストの採点間違え以外略
これね…
正直、コラショのマルつけをしていなかったら
本当に気づかなかったよ
テストも、普段なら、
マルなら、それ以上見ない
でも、たまには
子供がどんな勉強をしているかを
一緒に見てもいいね。
そう思いました。
式なんてどっちでもいいじゃん
と、なりかけていた息子の頭の中を
少し柔らかくできて、よかったよ
かけ算の順序問題はwikiがおもしろい。
こんなことで学校に電話して
私、モンスターかなと言うと
自分の子がギャーギャーとかじゃなく
全体のためになることだから、
モンスターではない。
と友人が言ってくれてホッとしました
趣味でやってるカテキョのほうでも
2年生を教える日がきたら
この部分はじっくり教えようと思います