ショアジギング 0202 スネオ（スネング）

「僕って昔から人気あってん」

昔からみんなに誘われたでしょという私の質問に対する返答であった

そんな人気者だった赤いウエアのルアーマンと釣行

丁度青物情報があってベイトもサヨリとイワシ

ますます期待できます、あとは接岸するタイミング

丁度この日の夜は夜宴の予定。気合入れて青物釣って差し入れしておいしい刺身を食べてもらいましょうと気合を入れてｐｏｉｎｔに

陽が昇り薄明るくなってから釣座にエントリー

シャローなのでミノーからキャスト

私は乱雑に積まれたテトラからキャスト、少し離れて敷石の上からはザキさんキャスト

しばらくしてルアーマンが来られてご挨拶いただく。気持ちいい挨拶。

場所は狭いが一人くらいなら全然問題ないのでほぼ並ぶような形でキャスト

しばらくキャスト続けている。何ら反応はなし。

沖では鳥が騒いでいる。ボイルもある。青物いてる。

ただ、前日の夜からの雨の濁りで釣座の周りはドチャ濁り

キャストの少し先はいい潮目、なかなか寄ってこない

そんななかふとザキさん見てると竿を寝かせてやり取りしている

いつもなら「来た！来た！」騒ぐが今日は静かにバトル

何も言ってないのに「ホンマやで」「ホンマやで」って意味わからん(笑)

でそばに行ってランディング手伝うことができないくらいの場所でキャストしてたので見守ることに

「あかんエソやわ、エソ、エソやと思う、えそちゃうかな」エソエソうるさい(笑)

しかしすごい冷静にやり取りしてはります。いつもならすんごい騒ぐのに

そのまま寄せてくると

ヒラメやん、しかも結構ええサイズ

ばらしたらダメですよ。焦ったらだめですよ。ええおかずできましたやん(笑)

やりましたやんと声かける。背中で私の声受け止めているが既にヒラメということが分かった時点で

パニックスイッチが入ったようだ(笑)

太っちょとで体が硬いので、まずゲームベストの後ろにかけてあるネットが取れない

真上にあげて磁石を外すタイプのもの。右手を背中にしたからまわしてランディングポールを握り

勢いつけて上に跳ね上げる。カチッと取れない(笑)

だって跳ね上げる感じでかかとあげてつま先立ち(笑)　力吸収しとるよそれ！あんた(笑)

何度か繰り返す(笑)　顔見えないがもうお面白くて仕方ない(笑)

何とか外れる。ヒラメは暴れない。もうすでに戦意喪失でただただ浮いている状態

しかし本人はかなり焦っている(笑)急いでランディングしなければならないと焦っている

背中から外れたランディングポールを持ち直し、ヒラメめがけてポールを勢いよく伸ばす。

シュっ!!

勢いよく飛び出たのは一番と二番目の先のポールのみ(笑)

シュッ！と腕を勢いよく動かすが、反発するように出ないポール。まったくいううこと聞かないポール(笑)

諦めたのかそのままランディング体制に入ろうとしているが

届かない、あと少し　数センチから数十センチ届かない

必死に前のめりになり腕を伸ばすが届かない。

もっと伸ばそうとするが届かない

伸ばす、届かない

伸ばす、届かない

って何回すんねん(笑)そんな簡単に腕伸びるかい(笑)成長するかい(笑)

しゃがんでしゃがんでと声かけようやくランディング

めっさうれしそう

やりましたねザキさん(笑)

ランディングポール、ちょっとはいいの買ったんですから、手入れしてくださいね

それから帰るまでずっと、ぼくやったなぁ　ぼくやったなぁと連呼

ホンマエソおもたわぁとか、発する言葉はすべてヒラメにまつわる話(笑)

何回も何回も

おもろい髪形して

赤いウエアのスネ夫。みたいな髪型(笑)

ヒラメありがとうございます

あの釣座にエントリーするときに生まれたての小鹿みたいに靴が滑ってコケたんは爆笑でした

小鹿(笑)には見えないですけど

その日の夜宴に続く