ヤエン釣行0302  南斗の男 | Shore's

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ショアからのキャスティングメインの釣行記です(^^)
主に青物狙いです(^^)

199X年、世界は核の炎に包まれた






言わずと知れた名台詞
小中学生のとき毎週見ていたドラマ(実際はアニメ(笑))


まさか今回の釣行でよみがえってくるとは思いもよらなかった。












その日は可愛い娘たち2人をつれてGEOに出かけていた。
3DSのカセットを売って違うカセットを買うらしい。カセットの買い取りをお願いしている間に欲しいカセットを探しておいでと伝えカウンターのお姉さんの話を聞きながら、実は明日の釣行場所をどこにするか考えていた。

迷っていた、青物に行きたい、しかし度重なる釣行費用と無駄な買い物のため(笑)資金が危ういのだ。我慢する必要があったのだ。


ガイトさんから丁度お誘いを受けていたが、青物に行きたかったので誘いには乗らないつもりだった。しかしなぜか、電話してしまった。



もうしばらくしたら出撃するとの事、断るつもりで電話したのだが、迷った挙句同行することにした。


急いで帰宅。タックルはガイトさんが用意してくれるとの事で防寒着だけ持ってきてくれればいいとの事で急いで用意してガイトさん宅へ向かった。




ガイトさん宅に到着


ガイトさん(gakkie‏@ysk_gakigaki)
昨年TAKUさんを通じて知り合った方。住まいも近所ということで共に釣行を重ねるうちに打ち解けて、仲良くしていただいている。私より5歳年上 ツイッターでは日ごろからおっさんと呼ばしてもらっている。(笑) ノリが良くなんせ体力があって気も若い でもおっさんだ(笑)
天然が少し入っているが本人は否定している。完全なる否定をしているが、そこは譲れない(笑)




ガイさんの車に荷物を詰め込みいざ南紀向けて出発



予想では21時過ぎから風がおさまるのではないかとの事



道中一旦高速を降りて活アジを20匹購入。再び高速に乗り南紀へ向かう



南紀についてから更に釣具屋で必要なもの購入しPOINTへ



POINT到着するがすごい爆風だ。立っていても背中を押されるくらいに爆風


なのでいったん荷物を持たずに磯におりて様子を見に行くことにした。




なんとかできそうだ。安全面も確保できそうなのでここに釣座を構えることにした







しかしおっさんガイトさん実はアジ泳がせる針を忘れたとの事



荷物入れ替えで持っていかなあかん、忘れたらあかんとよけていたものを、ご丁寧にも忘れたようだ

まさに老化現象である


しかし釣りができないわけでもない、ラインを直接アジに結んで泳がせて、イカがアジを抱いたらヤエン投入することにした







磯際は風の影響でサラシができていてとも手じゃないが複数の竿を出すことはできない



風がおさまってから追加で竿を出すことにして1本だけ様子見で竿だす




アジをつかみ尾の部分に結びキャスト



強風で竿が揺れる。ピトンにセットされた竿が上下左右所狭しと踊る....



あたりわかるのだろうかという不安を抱きながらしばらく会話をしながら竿を見つめる




ガイトさんが「ん?」と竿を手に取りきいてみる






「イカや!イカや」「のってる!!」




と途端にリールのドラグが「ジー♪」「ジー♪」となりながらラインが出ていく



パチンコでいうリーチがかかった状態だ



さあスーパーリーチに発展するのか




すこしイカがアジを捕食するのを待とうと意気揚揚に告げるガイトさん



おねぇが吸うような細いタバコ(サムシングみたいなやつ)を口にくわえ火をつける




ガイトさん自作のヤエンを準備してタバコが吸い終わりロッドを手にして、イカの状態を確認




まだ抱いている。すぐさまヤエン投入しキロオーバーのアオリイカゲット






もうこれには感動。あの強風の中あたりがよくわかったなと感心。またサラシや強風でロッドが
あおられる中イカがアジを離さないようにうまく取り込んだものだと





二人のテンションは上がる






獲ったイカを絞めて持ち帰りおいしくいただく






ガイトさんイカ絞めピックを手に取って、エイ!




エイ!エイ!




右下半身がしまらないようで何度も「エイ!」とつきなおす




む!むごい!早く楽にしてやってくれ





何度も何度も突き直す姿はまさに アミバ そのものだった





よく見たら髪形も似ている 




アミバ 恐るべし




アミバ曰く絞まらなかったのは、サウザー並の体の持ち主のイカであったとの事だが....





アミバ恐るべし







冗談はさておき





次は私ということでロッドをキャストしてイカのあたりを待つ





2回続けてあたりがあるもののロッドが風であおられてイカがアジを離してしまう





21時を過ぎても風は収まるどころかどんどん強くなる。





潮が引いてから何とか竿をもう一本追加して一人1本でイカのあたりを待つ





途中何度かあたりがあるもののウツボであったり、アジがすっぽ抜けたりと悔しい思いをする。





そしてあたりは遠のいた....






その後、何度かアジを打ち返すを繰り返し月が昇ってしばらくした時であった






「ん?」と思いロッドを手に取りきいてみる





竿がしなる。根がかりか?いや アジを抱いている 「イカだ!」





急いでアミバに声をかける。






強風で竿があおられイカなのかウツボなのか非常にわかりにくいが、アミバ曰くこのドラグの出方はイカっぽいと  ぽいだ。不安だ(笑)



しかし迷っていてチャンスを逃してはいけない





アミバ!ヤエン入れましょうと 告げヤエン投入






ゆっくりリーリング、ヤエンがアジにたどり着きそして跳ね上げ式のヤエンがイカをとらえるハズ






その時をイメージしてゆっくり寄せながらリーリング






根に入られないように 磯やシモリにラインがとられないように慎重に慎重に








そしてヤエンがイカに到達したであろう合図







竿がギューンとゆっくり締め付けられる。その締め付けを耐える...のった






そしてそのまま寄せる







アミバはギャフを手に持ち磯際でスタンバイしている





アミバ ギャフ一投目...失敗(笑)




アミバ自身はサラシでずぶ濡れになりながらもランディングフォローしてくれている




アミバ ギャフ2投目.....










$Shore's



うれしい一杯だ。このタフコンディションの中本当にうれしかった










暗闇の磯





強風の磯





気温も低く寒い




サラシが奏でる恐ろしい音




私たち二人以外には誰もいない磯




北斗神拳の非正統の使い手アミバと二人っきりの磯




そこはまさに世紀末であった




一時はどうなることかと思った(笑)よ



ほんと釣れてよかった








アミバガイトさんありがとうございました