今日(9月8日)

ブログを書くなら、

この話題でしょう。

 

前日7日に行われた

故ジャニー喜多川氏の

性加害問題に関する

ジャニーズ事務所の

初・記者会見です。

 

会見では、創業者の

ジャニー喜多川元社長による

性加害を事実と認め謝罪。

 

姪の藤島ジュリー景子社長

は辞任し、後任の社長に

元少年隊の東山紀之氏が

就任。東山氏は年内で

タレント業を引退する。

 

東山氏は会見で、

被害者と面会して

法を超えた救済や

補償に取り組むとした。

 

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本件1960年代から

噂はあったようですが、

 

1999年にジャニー氏による

少年へのセクハラなどを
記事にした文春と、

それを名誉毀損として訴えた

ジャニーズ事務所との間で

裁判がおこりました。

 

当時のジャニー氏は、

セクハラ行為について

 

「そういうのは一切ございません」

 

と述べるだけだったとか。

 

しかし東京高裁により

少年らへのセクハラ行為は

あったと認定されます。

 

これを不服として

ジャニーズ事務所

は上告しますが、

最高裁は2004年に棄却。

 

高裁判決が確定しました。

 

あの噂が、噂ではなく

事実とされたにも関わらず、

芸能界やスポンサーは

対応せずメディアも

報道しませんでした。

 

なぜ裁判所に認定されてすら

反省も対応しなかったのか

多くの関係者は要説明かと思います。

 

タレントさんばかりに

話させるのは酷ですよ。

 

仕事を決めているのは

裏で仕事している

人たちなのですから。

 

「喜多川氏が2019年7月に

亡くなり、なぜ今ごろ

大きく取り上げられるのか?」

 

そう不思議に思う人も

いるかと思います。

 

東京高裁の判決が出たのは

2003年5月。

 

社会問題として

取り上げるならまさに

この判決のタイミング

でしたから。

 

でもそうならなかった。

 

私の推測ですが、

 

2017年6月の

性犯罪刑法改正が

大きかったのでは

ないかと思います。

 

この改正では

性犯罪の被害者として

男性も想定されるように

なったのです。

 

この改正まで、

性犯罪の被害者は

女性だけが

想定されていました。

 

男性への性加害は、

犯罪とされなかったので、

被害や被害者も存在しない

とされていたのです。

 

だから裁判所が

ジャニー喜多川氏の

セクハラ認定をしても、

逮捕はされなかった。

 

それこそ近年まで

男性への性加害は

ギャグのネタでした。

 

1996年ー2000年に

雑誌連載されていた

ある漫画では

 

ゲイの男性多数が集団で、

ノンケの男性少数に

無理やり性行為をする

場面は定番のギャグでした。

 

やられた男性が

お尻が痛いと肛門科に

治療に行くことが、

コントの締めです。

 

20世紀末まで

男性への性的暴行は

ちょっとした冗談で

すまされたわけですね。

 

ですから、

単にジャニーズ事務所や

芸能界やメディアだけの

責任ではなく、

 

根本的には社会全体で、

男性に対する性加害への

認識が無さすぎたことが

問題かと思います。

 

2017年の性犯罪刑法改正を、

なぜもっと早くできなかった

のか?

 

対応してこなかった政治に

大きな責任があるし、

 

日本は国民主権ですから、

この問題の最終責任は

国民全体の意識にあります。

 

★YouTube更新しました★

 

話題は、政財界とつながり深い

月刊誌「経済界」の取材で

同社の佐藤社長と対談したこと、

 

そして昨今また流行している

性格診断MBTIについて

お話ししました。

 

 

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