どうも仁禮です。
現在午前11時。僕は福島行きのバスに揺られています。これから何日か、お仕事で猪苗代の方にお邪魔してきます。
一昨日公演が終わりました。「昭和の絵本」、いかがでしたでしょうか。
今回は最後の更新ということで、僕自身がこの公演の中で感じたことをぬるぬるっと書いていきたいと思います。
最初に今回の公演のことを知ったのは、昨年の春くらいだったかな? 夏? ちょっと思い出せないですけど。
話を聞いたときは何かの冗談かと思いましたし、二つ返事でオーケーしました。
つい最近まで養成所に通っていたペーペーには普通であれば決して来ないお誘いですし。
反面、とても不安でもありました。劇団サードクォーターってどんな人たちがいるんだろう? あんな大きな劇場で自分は本当に大丈夫だろうか? などなど。
新しい環境に身を投じるのって勇気いりますよね。ええい、ままよー、なんて。
いざ飛び込んでみたら楽しいこと楽しいこと!!
毎回の稽古、食事会や飲み会、小屋入り、本番、打ち上げまで、本当に笑顔の絶えない日々でした。
劇場の大きさに負けない芝居が出来たかどうかは、観に来ていただけた皆さんのご判断として!
不安だったあのときの僕の背中を押してやりたくなるような、そんな素敵な数ヶ月間でした。
今回、「昭和の絵本」という作品を演じ、自らも太平洋戦争という時代の足跡を辿り、観に来ていただけたお客様と時間を共有しました。
この作品が、「戦争という出来事があった、たくさんの人が死んだ」という情報ではなく、「その中でたくさんの人が生きていた、生きようと戦っていた」ということを。
その時代には確かに、戦争という現実を生きる人々がいたのだということを。
皆さんの中で今一度考える一助になれたとしたら、これほど嬉しいことはありません。
バスの中で書いてたら眠くなってきました。
到着までまだまだあるので、ここで筆を(スマホを)置かせていただいて、今は少し眠ってしまおうと思います。最後の更新なのにしまらねえな!
ご来場いただいた皆さま、応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そしてこの公演に関わった全ての皆さんに重ねて感謝を。
おやすみなさい、またいつか。