先日、二日に渡って子供の発達やおんぶとはなんぞや?
と学んで参りました。
写真の可愛いロディちゃんたちは、お子様向けのロディヨガ。ロディちゃんはバランスボールの一種でお子様は耳を持ってバランスを取りやすく、色を使った遊びで体幹を鍛えたりといろいろと身体の学びが詰まっていました(^^)
今回は新生児からの発達の仕方や口呼吸をし続けると将来にどう影響するのか、抱っこやおんぶの仕方が赤ちゃんやお母さんの身体にどう影響するのか、
妊娠する前からの身体づくりがいかに大切かを学びました。
前々から知識としては知っていたけれど、さらに学びが深まり、、、
可愛い〜赤ちゃんをみるとついつい見ちゃうんです。
*向きグセはないか
*抱っこやおんぶされている赤ちゃんの足はしっかりお母さんの身体をまたいでいるか
*抱っこやおんぶで寝ている赤ちゃんの首がだらーんと後ろに落ちてないか
*寝返りは片方だけじゃないか
*うつ伏せになってヒコーキポーズばっかりじゃないか
*ハイハイの時の手足の出方は均等か
*高ばいばっかりしてないか
*高月齢なのに足の指や手の指がギュッとなってないか
*おもちゃで遊ぶ時には両方の手をバランスよく使っているか
などなど…
ドキッとした方、いませんか??
これらは、身体の使い方のアンバランスや筋緊張がないか?という指標となります。
以前も書いたような気もするのですが、例えば、向きグセ。
向きグセがあるということはどういうことなのか?
果たして赤ちゃんは、片方だけ向きたくて向いてるんですか?
答えはNOですね。
身体が辛くてそっちしか向けないから片方だけ向いてるんです。
お腹の中からそっちしか向けなかった可能性もあります。
妊娠中、お腹が張って子宮壁が硬くなり赤ちゃんが自由に動き回れなくて…という可能性は考えられます。
それと、頭は本来丸いので、平らな面に寝かせられても安定しないために横を向いている可能性もあります。
ずっと同じ方を向き続けるとどうなりますか?
私たちの身体と置き換えて考えてみてください。
首周りの筋肉ガチガチになって、もう反対なんか向きたくないですよね??
そして向きグセはさらに
本来得られるはずの刺激を半分にしてしまいます。
首が自由に動けば、180°分の刺激が受けられたはず。片方しか向けないなら90°
この差。
将来的に影響しないはずがないですよね??
昔の子供は、そんなことが赤ちゃん時代にあってもたくさんたくさん身体を使って遊んでいたのでそれを補うことができたそうです。
さらに家族も多いため、いろんな刺激を受けられました。
対して、現代…
外で遊ぶ機会は減り、核家族化。ほとんどの時間は母親と2人きり。もしくは天井や床を見つめている生活。
だから今、現代、身体をうまく使えない子が増えているんだそうです。
姿勢がすごく悪かったり、何もないところでつまづいたり、、、
ただし、何歳からでも挽回はできる!!
正しい動きを身体に教えさせることが大事とこのと。
ハンマー投の室伏選手なんかはそういったところを重視し、体幹トレーニングに赤ちゃんの動きを取り入れているんだそうです。
実際にハイハイなんかしてみると結構ツライ…
そして、動かしにくい筋肉があったりします。
そういったところをストレッチしたり、赤ちゃんならば正しい動き(左右差のない動き)を練習してあげたり、強化したい側におもちゃを置いたりしてバランスの良い身体を作って行くことが大事です。
向きグセにそんな意味があるなんて!!だーれも教えてくれなかったですよね
頭の形が悪くなるぞーぐらいで。頭の形悪くなったら身体のバランスは取りにくいですよね。
大人の身体に当てはめて改めて動きを考えてみると想像しやすいですよ(^^)
大事な宝物のお子様の動き、身体の使い方、注意深く見てみてくださいね!!
ひだまり鍼灸院
福永佳美