雨の日の読書 | Shunpapa のNo Bike No Life compagno di bicicletta

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日々の出来事、気になった事、たまに過激に、いつも緩めに。
イタリア語で自転車仲間です。

どうも、シュンパパです。雨


雨ですね、三田も結構、降ってます。本当は、また、リハビリライドにRさんと何処かに走りに行く予定でしたが、当然?中止になりました。



丁度、チョット風邪気味で、ローラーにも乗らず、

大人しくしておこうと、決めた。( ̄▽ ̄)

最近読んでる本があります、米津一成さんの追い風ライダーです。
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目次はこちら
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五話のオムニバス形式で、全ての話に関連があり、とっても良い話でした。
ロングライド、ヒルクライム、自転車通勤、ブルべ、ホビーレースのストーリーが紡がれていきます。
自転車乗りにとってはお馴染みの話題ですね。
今、実際にチャレンジされている方、チャレンジしてみたい方が多いと思います。
文体はとても読みやすいし、さらさら読めます。普段、マンガしか読まない人もたまには読んでみてください。
本当に良い話ばかりで、こんなオヤジでも、胸がキュンとする話ばかりです。自転車乗りが自転車乗りの為に書かれた話しです。多分、自転車乗りにしか分からない気持ちが書かれていると思います。
あまり、詳しくは書きませんが、五つのストーリーが、少しづつ重なりあって一つの世界を形作っている。

自転車事故で彼を亡くした女性が、生前に彼が残していたblogを元に、彼が好きだった自転車コースを辿っていく"桜の木の下で"、毎朝ロードバイクで出社していた女性が、その自転車をきっかけにまったく新しい未来を拓いていく"キャットシッター"、少年期に祖父宅まで自転車で走った「小さな冒険」の記憶が元で、ひょんなことから旧友が営む自転車店で「運命的な」自転車と出会うことになる中年男性の姿を描いた"旧友の自転車店"、自らがコースを手掛ける形で初めて200kmのブルベを開催するローディーの、そこへ込められた小さくも力強い思いが綴られる"勇気の貯金"、尊敬する先輩に、自転車レース中の事故で重症を負わせてしまった過去を持つ男性が、とあるおミズの女の子との「自転車デート」によって再びツール・ド・沖縄へ出場する姿を描く"さとうきび畑" 青字は転載です。m(_ _)m

一番のお気に入りは最終話の”さとうきび畑”かな(*゚▽゚*)
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