2日目


今日はオスシと船に乗る事になった。


考えてみたらオスシとちゃんと釣りをするのは初めてかもしれない。


夜の街ではしょっちゅう一緒なのだが。。。。。


今日のガイドはウエマン。


信頼のおける最強ガイドの一角だ。


基本的には家族経営なのでガイドは全員親族なんだが、やはり性格が出るもんで、ガイディングセンスも変わるみたいだ。


ウエマンは自分の息子ロマンを補助として同船させた。


行きしなにカショーロ釣りたいと告げるとキャンプから数分の所にある深場でジギングしろと言う。


この場所での実績はあったため素直に従う。


まあでも釣れないわけで。


釣れないので次のポイントまでディープルアーでトローリングをして移動するも出ず、ウエマンも釣れない魚をずっとやるのが嫌なのかやたらとピーコックを勧めてくる。


いや俺が欲しいの巨大なカショーロなんだがwww


頼むでウエマン。


俺とお前の仲やろ?www


しかも全然遠出しねーし!!


そんな事言いつつ、40cmセンチくらいのピーコック、ピラニア、タライラーなんかもポツポツ釣れて楽しい釣りは出来ていた。








途中ナスdで有名なったウィトの実が欲しいと言うと「オーケーそれはこちらではナーラと呼ぶんだ」と言いその場所へ向かった。




ナーラの実は背丈より高い場所に実っていて取れない。


ロマンが登って取ってくれているとオスシがイグアナの赤ちゃんを発見する。


逃げようとするイグアナをすかさずほかくし、喜ぶ俺とオスシ。


ロマンがこっちにもっと沢山いると言い行ってみるとウエマンが砂の中に手を突っ込んで何かをしている。




砂から出した手にはイグアナの赤ちゃんが数匹握られていた。





まじでwww


イグアナの巣を発見したのだ。


中からは孵化した後の空の卵が無数に出てきてイグアナの個体も相当いた。


ちょうど孵化して土の中で完全体になるまで静養中に俺たちに見つかってしまったのだろう。


写真を撮影して草むらに逃がす。


なんか今日は良い釣り以外のイベントが起きると無性にテンションがあがる。


イグアナ序でに亀も見たいとリクエストするとウエマンは苦笑い。


亀見せてくれや!亀見たいねん。


午前10:30頃上流へ向かう途中、何もない場所でボートに衝撃が走る。


おそらく見えない岩がありエンジンペラに直撃したのだ。


それから数十分エンジン系統をチェックするウエマン。


いつか直ると思っている俺らはラム酒をジュースで割って飲みながらダラダラ待てば良いかくらいで思っていた。




すると「オッケー」直ったのかと思ったら、森へ行こうと言い出す。


なになに亀でも取りに行くのか?と問うとニヤニヤしている。


これは亀取りに行くに違いねえ。


俺とオスシも必要最低限の物を持って森へ繰り出す。


森の中は静かで少しひんやりしており動物の気配は全くなかった。(すげー棘の葉っぱ痛い、おすし倒木を渡っている最中に倒木が腐食していて崩れて沼にハマる)




30分、1時間と歩き続けると次第に足が上がらなくなってくる。


ウエマンは先へ先へと俺らを待つそぶりもなくズンズン進んでいった。


これ亀取りに行くに雰囲気じゃないんだけど、どうなってんの?そもそもどこ向かってるんだ?


「エンジン直らないからキャンプへ行って変えのボートとエンジンを積んで戻る」


いやいやwww


俺らまっとけば良かったやんwww


結局ノンストップ2時間半を掛け森を歩き続けようやくキャンプへ到着。


まじできつかった。


パインを剥いてもらい食すと疲労感もあってか余計美味く感じた。




変えのエンジンを積みボートで戻るのに30分程度だった。


川の偉大さに先人達を代表して礼を言いたい気分になった。


全てが終わり釣りを開始できたのは午後四時だった。


今日は帰りしなにピーコックを釣って終わりとなった。


ああ、最後にジギングして終わったか。


小さいカショーロが釣れたのみ。





まあ釣りっていうより色々予期せぬアクティビティが多かった1日だったな。