今日、兵庫県から業界のレジェントが来てくれました
彼は団塊の世代ど真ん中の「ものづくりレジェンド」です。
それも「とんでもなく良いモノ」が作りたい人なのです。
お金がいくらとか考えずに、とりあえず良いモノを形にしたい人って、なかなかおられません。
今日は「価格は見えない」というストールの試作品を持って来てくれました。
基本的に徳島で生産された「すくも」で絹を染める藍染製品です。
「日本の伝統的な藍染めの製品を現代に残したい」
そんな気持で作りたいそうです。
1キロ染めるのに5万円もかかる染めを絹糸にほどこしたそうです。
とりあえず今回、10キロずつ3セット30キロを染めたとか！！
製品にしたら糸が1キロ2万円で染めが1キロ5万円なので、100グラムの製品でさえ原料代だけで7千円になります……
（うちで扱うのは無理ですね）
彼が言うには、世の中に出回っている製品で日本製は１〜２％だそうです。
そして、メーカーでは2〜3年分の在庫を抱えているとか。
つまり「俺は価格にとらわれずに、ホンマにええもんを作りたい！」と思ったとのこと。
そして手始めに手元にあったセリシンフィクスのストールを染めてもらったそうです。
こちらは私がアイフォンで撮った写真です。
そして同じ製品を優ちゃんが撮ってくれました。
やっぱりカメラと腕の違いで、お色がキレイに出ています。
セリシンフィクスのストール、価格はまだ見えていないそうですが Good！です
これから、何を作ったらいいか？！考えていかれるそうです。
うちのショールームで藍で作ろうかと思うサンプル品を購入して行かれました。
上記の製品のどれかが藍染め糸で編み上がってきたり、藍染め布で縫い上がってきたら嬉しいですね。
ただ、弊社での販売は価格的に難しいかなって思いますが！！
日本伝統の藍染の効果は下記サイトでご覧いただけます。
私も藍染めに関しては、知らないことが多くて勉強になりました。
また、何かご意見などございましたら是非よろしくお願い致します。
彼も、多くの方のご意見やご要望を楽しみにしているそうです。
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