一日目の様子はこちらから

 

 

 

公式ライブレポはこちらから

 

 

 

それでは二日目について。

 

 

 

 

 

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例年は開催の前週あたりから週間予報を数時間ごとにチェックするくらいには天気を気にしていたけど、今年は、天気予報見ないようにしていた。

 

DPFのわずか3週間前、6月1週目の土日、山梨でのサタニックカーニバルは開催され出演できたのに、石川でのミリオンロックは開催できなかった。

 

コロナ関連で開催自体できるかどうか微妙だというのに、天気のことまで気にしていられなかったのだ。

 

雨でもなんでも、開催できればなんとかなる。

 

そんな気持ちでいた。

 

 

 

なんか知らんけど、台風は来ない気がしていた。

 

 

 

めっちゃ台風来た。

 

tenki.jp

 

ウケる!

 

 

・・・ちなみに、今回めっちゃ「ウケる!」って言いまくってたけど

 

ウケる!って付けると大抵のことはポジティブに「何とかなるっしょ!」って乗り切れる気がしてます。笑

 

 

 

結局、台風は軌道から逸れていきます。

 

一日目は青空も広がり、雨は一切なし。

この二日目も、降水確率は100%→90%へ下がっていました。

朝の時点では、昼くらいから雨が降り出す可能性が90%という予報。

「ま、もともと台風の予報だったからね。そりゃ降るわな」くらいの感覚でした。

 

心配だったのはお客さんのこと。

普段のモッシュ可能な客席であれば、多少の雨も気にならないと思うけど

ソーシャルディスタンスを保ったままモッシュのできない状態では

体も冷えるだろうし、テンション下がるだろうな・・・って。

 

そんなこんなで、二日目がスタートしました。

 

 

 

 

・HEY-SMITH

同じく自身主催フェスハジマザが控える身として、DPFが開催できたこと。いろいろ感じたところがあったと思う。

 

「Drug Free Japan」とか、「I'm In Dream」とか「We Are...」とか

 

ああいう曲を入れるところ、

 

曲と曲の繋ぎ方がいつも以上にタイトなところ。

 

DPFやSiMと過ごしてきた年月に対する気持ちを表してくれていた。

 

しっかりとした言葉にはせずとも、ちゃんとライブで表現してくれた。

 

知らんけど。

 

ハジマザも無事に開催できるといいなと、心から願っています。

 

 

猪狩 & YUJI「ありがとう!」

 

 

バリださ!

 

ウケる!

 

 

 

 

・SHADOWS

茨城のヤンキー、SHADOWS。

 

マジで、あのストリート感?悪そうな感じ?ちょーかっけえよなぁ

 

めちゃくちゃ気合い入ってるっていうか、普段よりタギってる感じしたなぁ

 

SHADOWSみたいなハードコアバンドにとっては俺たち以上に、この規制の中でのライブってやりづらいと思うし、お客さんたちも「(身体を動かさずに)どうやって楽しめばいいのか?」という戸惑いも大きいと思う。

 

でも、そういうこと以上に、ライブできる喜び、またSHADOWSのライブを観れる喜びが爆発していた。

 

後でKazukiくんが言っていたけど、

この状況下でなかなか自分たちから「ライブやろう」とか、「配信ライブしよう」とは、ならなかったって。だから、こういう友達にライブやりませんか?って誘われる機会がめちゃくちゃデカいって。

 

俺らも、SHADOWSというかっこいいバンドが音を出す、ひとつのきっかけになれて光栄です。

 

もっとライブ観たいもんな!

 

そして一緒に遊びたい!

 

 

 

・Crossfaith

コイちゃんの髪型がマイナーチェンジして・・・

 

なんだっけなぁ・・・

 

ウォーキングデッドにいたような・・・

 

 

はぁん!!!!!!

 

 

 

 

MCでも話してくれた通り、もともと去年はCFはDPFおやすみで、SKINDREDがラインナップされていました。

 

当然今回もオファーしたかったけれどSKINDREDはイギリスのバンドなので、当然出入国の条件も厳しく

「リベンジ公演はやるのか?いつなんだ?呼んでくれよ!」

と彼らからも常に気にかけてくれていましたが、断念、というカタチになってしまいました。

 

そこで、ピンチヒッターをお願いしたのが

DPFに欠かせない漢たち、Crossfaithでした。

 

快く引き受けてくれただけでも超絶感謝なんですけど

 

開催数週間前にユージーンから

 

コイちゃんから「WARNING歌ってほしい!」って連絡もらいまして

前にSKINDREDと2マンしたとき、ジャコビーのパートは歌ったことあったんですが、今回はベンジーのパートをやってほしい、ということで練習しました。

 

で、リハに行ったらなんと!

「曲やる前にベンジーからのビデオメッセージを流します」って!!

マジかよ!そんなことまでやってくれるの?!

 

あれは、SiM側の仕込みではなくCrossfatihがやってくれたことだったのです。

 

泣けるぜ・・・クロフェイ・・・

 

 

それを抜きにしても、えげつないライブしてくれたCrossfaith。

いつもかっこいいけど、DPFでのCFは余計かっこよく見えるんだなぁ。へへ。

 

 

 

 

・SHANK

2017年の時も書いた通りで、SHANKが出てきた瞬間

 

どんなイベントでも、SHANKの空気にスッと変わるんだよね

 

どんなに緊張していても、どんなに昂っていても、落ち込んでいても

 

一番心地よい、あのゆったりとしたSHANKの空気にしてくれる

 

今回、CHAOSステージでのオファーだったんだけど

 

正直一度CAVEステージに呼んだバンド、更に言えばSHANKはCHAOSステージに一度出てからCAVEステージに出てもらっている、で、またCHAOSに戻るっていうのは俺ら的にはあまり考えていなかった。

 

「呼ぶ時は、次もCAVEステージで。」

 

と思っていた。そのため2018、2019と枠数の都合上SHANKを呼ぶことができなかったんだけど。

 

その間に彼らに言われたこと

 

「どっちのステージとか全然どうでもよくて、あの場に居られないことが寂しい」

 

って。

 

きゅん。

 

ありがとう。

 

来年も誘うわ!

 

 

 

 

・NAMBA69

正直、狂ってんぜ!!!!!!!!

 

激ヤバだぜ!!!!!!

 

マジ、ついにキタ!!!!!!

 

ファストあり、ブレイクダウンあり、スカあり、メロがスコーーーン!と抜けてくる、

 

こんなバンド、いたか!?

 

なんだろうね。

 

「成った!!!!!」

 

って感じかなぁ。

 

前Drのサンブさんは、GODRiの地元の先輩っていうこともあり、めちゃくちゃ尊敬しているし、大好きだ。サンブさんのDrは、2ビートがめちゃくちゃ気持ちよくて、最高。

 

NAMBA69も、スタート時は大きなくくりで言えばメロコアバンドとして始まっていたと思うし、そんなサンブさんのDrがぴったりだった。

 

でも、難波さんって、業界の誰よりも「好奇心の塊」みたいな人なんだよね。

「カッコいいもの」を誰より早く見つけてきて、吸収して、自分のものにしてしまうスピードがとんでもなく早い。難波さんのやりたいことは、どんどんどんどん更新されていく。そんな中で、ko-heyくんが加入し、メタリックな要素も表現できるようになり、メロコアという枠では収まらなくなった。サンブさんとはまた違う魅力のあるドラマーが必要になっていったんだと思う。で、そこにハマったのがMOROくんだった。

 

「探していたピースがハマった」

 

という言葉がぴったりだと思う。

このクオリティーでイージーコアかまして必要とあらばスカまでやっちゃう!みたいなバンドって、世界中探してもいないんじゃないかな。

 

ラウドロック界に、超新星現る!!!みたいな瞬間だった。

前回のCHAOSステージも度肝抜かれたけど、あの時とはまた全然違うバンドに成っていた。

 

凄すぎる。

 

 

 

 

・SCANDAL

そんなNAMBA69のライブが終わり

 

本番前のCHAOSステージ袖へいくと

 

そこには4人の妖精が居りました

 

赤、青、黄緑、ピンクの衣装・・・

 

華奢な体と、真っ白なお肌

 

眼福でございました

 

 

しかし

 

眼福だけだったら呼んでないわけです。そんなアーティストはDPFには要りません。

 

「音楽的に、ライブがカッコいいこと」がオファー大前提ですので

彼女たちと話すとよく謙遜していますが、俺らみたいなゴリゴリライブハウス叩き上げバンド!の数々と並んでも何の遜色もない、ロックバンドとしての実力が備わっています。ひとりひとりが純粋にプレイヤーとしてカッコいいもんね。

 

その上さらに眼福だ、って話です。

 

終演後メンバーと話した時、うまく言葉が見つからなかったんだけど

SCANDALもそうだったと思うけど、ワンマンライブでずっとやってきたバンドって、他バンドとの繋がりを増やすことに奥手になりがちで。結局仲間って言えるバンドがうまく増やせず、対バンツアーやりたい!ってなってもその日限りとかになっちゃってあんま盛り上がらない、ってのがあるあるだと思う。そういうバンドを無理やり手ぇ引っ張ってDPFに出てもらっても、気まずい思いをして帰るだけになっちゃうしね。

 

でも俺は今までSCANDALメンバーの、フェスやイベントに対する姿勢(単純なことだけど対バンのライブしっかり見てる姿とか)を見ているから、この子たちなら俺らの仲間の中に入っても大丈夫だ!って思えた。だから、DPFにも出てもらいたいってなったんだよね。

 

きっと、これからどんどん対バン仲間が増えていくと思う。

むしろいつかSCANDAL主催フェスとかやってほしい。

女性バンドの主催フェスってあるのかな?

SHOW-YAの、NAONのYAONくらいしかイメージないなぁ。

 

 

 

 

・マキシマム ザ ホルモン

SCANDALのあとにホルモンをもってきた、自分が組んだタイムテーブルを後悔しました。

 

せっかくの、眼福が・・・

 

とほほでやんすぅ

 

 

 

冗談はさておき

 

「パトカー燃やす~卒業~」スタート、アガったなぁ!!

 

 

 

マキシマム ザ ホルモンの、ライブに対するシビアさは尋常じゃないわけで

 

それは演奏や演出うんぬんもそうなんですが

 

それ以前に、誘われたライブに出るか、出ないかっていう部分がまずものすごくシビアで

いや、ホルモンに限らずみんなそうなんだけど

ホルモンレベルとなると毎年とんでもない数の出演オファーが来ると思うんです。

 

それを、泣く泣く選んでいかなきゃいけないわけじゃないですか。

 

そんな中、出演するイベントのひとつとしてDPFを選んでくれるって、やっぱものすごく嬉しいんですよね。

これだけ一緒にやってきたけど、今だにオファーするのは毎回すげー緊張するし。

断られても仕方ない!くらいの気持ちでオファーしてる。

 

本当にありがとうございます。

 

 

ちなみに、Tシャツのサイズ

マッチョ、マッチョ、ぽっちゃり、ムチムチなんだからLかXLだろ!

※マネージメントから事前に希望サイズを聞き取りしてます

 

しかし

 

和田アキ子大先輩の写真勝手に使って大丈夫なんですかねぇ?

 

公式レポに思いっきし採用されてるけど・・・

 

消されても知りませんからね・・・

 

消されても・・・

 

 

 

・あっこゴリラ

前回のDPFでも、ロックフェスにもめちゃくちゃ刺さることを証明してくれたAG!

 

やっぱ今回も間違いなかったな〜

 

「会場をロックする(揺らす)」っていう言葉そのまんま。

 

やっぱ彼女のパワーは本物だなって。

 

ウケる!

 

もそうだけど、AGが「余裕」「大丈夫」って言ったら本当に何でもできそうな気がする。

 

それは彼女が本気でそう思って発してる言葉で、嘘が微塵もないからだ。

 

 

バンドもめちゃくちゃイケてるしな〜〜〜

 

ベースのRyukiくんはGODRiと専門学校が一緒で、昔バンド一緒にやろうとしてたんだって!

それがこういうかたちで再会するってすごくない?

 

ギターのShunpeiくんがアンプに向かって跪いてハウリングかましてた姿!

あの瞬間はぶっちゃけ誰よりもROCKだったな。

 

 

俺は、AGにもっともっとロックシーンにも殴り込んで欲しいなと思ってる。

 

あのライブなら・・・余裕っしょ!

 

 

 

 

・Fear, and Loathing in Las Vegas

なんかさ〜

 

SiMとベガスの不仲説あったんだよね?

 

知ってますよ。

 

ああいうのって誰が何のために流すの?

 

意味わかんないよね。やっぱワイドショー気質なやつっているんだろうね。

 

実際は、何にもないです。

 

ただ、何年か一緒にやる機会が全然なかったのは事実。

 

もう何度も話してるけど、DPFの初回である2010はお客さんもいっぱいにならず、悔しい回だった。

翌2011でソールドアウトするんだけど、それは当時飛ぶ鳥を落とす勢いでグイグイキテたLas Vegasの集客力によるものだったのは明らかで、嬉しさよりも悔しさの方が勝っていた。

 

だから、もっとSiMが自力をつけて自分たちだけでもお客さんいっぱい呼べるようになるまで、DPFにLas Vegasを呼ぶのはやめよう、とは思ってたんだよね。主催が出演者に頼る形になるのはダサいからさ。

 

で、ちょうどその辺りはLas Vegasも活動方針を変えた頃で

小さなライブハウスから一緒にやっていた俺ら同世代のバンドたちとはあまり絡まなくなった。

もっと渋い先輩バンドとか、それかメインストリームのデカいアーティストとかとしかやらない、みたいな。

寂しさもあったけど、それはそれで十分理解できたし、目指しているところがきっと俺たちとは違うんだろうなぁと。

 

じゃあそれぞれの道でやっていけばいいよね、ってだけだったんだよな。

 

実際、その後何度かイベントのオファーもらったこともあったし、

こちらからオファーしたこともあったし。たまたまタイミング合わずで叶わなかっただけでね。

 

まぁ表向きには「SiMとLas Vegasは共演NG」みたいに見えちゃったのかな。

 

とにかく、10年かかってしまったけど自分たちの"自力"に自信を持ってLas Vegasを再びDPFに呼べたのはめちゃくちゃ嬉しいことだった。

 

ありがとう。

 

これがきっかけになって対バン増えるかもしれないし、そうでもないかもしれない。笑

 

それはもう本当にタイミング、巡り合わせみたいなところだから、みんなあんま深く考えすぎないで欲しい。笑

 

 

 

 

・Creepy Nuts

何を隠そう

 

わたしの趣味は

 

「フリースタイルラップバトルの映像を見ること」

 

なんです

 

自分には絶対できないから。

あんなん、何年間も、四六時中、言葉のことだけを考えてないとできないじゃん。

 

「かっけー!俺もちょっと練習しよう!」

 

なんてノリでできることじゃない。

 

 

 

特にFORK、鎮座DOPENESS、呂布カルマが大好きなんですけど

 

別格として、やっぱりR-指定は殿堂入りですよね。

 

鬼才。

 

 

スペシャのヨルジュウの打ち上げで初めてRくんに会ったときも、内心めっちゃドキドキしてた俺。笑

 

 

いつかDPFにも呼べたらいいなぁって思ってたんだけど、ついに叶いまして。

 

と、思ったらなんとDJ松永くん

 

DPF2015の時に、川崎駅からシャトルバス乗り場の誘導係のバイトしてたそうです。

 

看板持って一日中立ってたんだって

 

その時から、DPFに立ちたいって思ってくれてたんだってよ!!

 

マジやばくね?

 

ヒップホップドリームすぎる!!!!!!!

 

かっけ〜〜〜!!

 

CAVEステージにも出て欲しいな〜〜〜〜!!

 

 

 

 

・SiM

1. DiAMOND

2. CAPTAiN HOOK

3. Blah Blah Blah

4. Set me free

5. SAND CASTLE feat. あっこゴリラ

6. Devil In Your Heart

7. BASEBALL BAT

8. KiLLiNG ME

9. f.a.i.t.h (feat. Kenta Koie from Crossfaith)

 

 

降水確率90%

 

確かに、雨は降りました。

 

でも、ほんの30分ほどでしたね。

 

SiMのときには、すっかり上がって夕焼け空でした。こんなことあります?台風来てたんだよ?

 

 

全ては、ロックのライブのあるべき姿を取り戻す為。

 

今週末、来週末の京都大作戦に繋げる為。

 

ロックの未来に繋げる為。

 

戦い抜こう。

 

 

 

 

 

 

 

二日間、関わってくれた全ての人に感謝。ありがとうございました。

 

無事、リベンジを果たすことができて幸せです。

 

来年も、東扇島で会いましょう。