ミト、900kmの旅 ② | ミトがいる生活

ミトがいる生活

29年間夢見ていた猫との生活がついに叶いました。
我が家にアメリカンショート、二ヶ月の子猫が来ました。
子猫の成長記録の為に。

旦那さんが大通りまで出て拾ってきてくれたタクシー。
キャリーに入るのに抵抗するミト。
先々週、ワクチンを打ちに行ったので
まだ病院の記憶が新しかったのでしょう。

でもそこはしょうがない。
我慢して入ってもらいました。

車に乗るのも、はじめて我が家に来る時に私の運転で乗った以来。
鳴かないかな…とドキドキしましたが、品川までの15分弱、にゃあとも一言も鳴かずでした。
旦那さんがキャリーに手を入れてずっと背中を撫でてくれていたようです。

そしてタクシーの運転手さんも、猫好きで猫を飼っている方で…
猫話をしてくれたり、励ましてくれたり、和みました…
前夜から、いや、一ヶ月前から緊張していた私の心を癒してくれました…
ありがとう、運転手さん!


そして遂に品川駅に到着。
新幹線に乗る10分前くらいに到着したいと思ってましたが、当日の雨や道路の混雑状況など、なにがあってもいいようにと少し早めに動いたので、到着は35分前。

我々の新幹線の切符は一ヶ月前から飼っていましたが、ミトは当日に買います。

窓口に行って、『手回り品』の切符を買うのです。どきどき。
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日本全国、JRどこまでいっても280円。


品川駅は通勤時間帯ということもあって、混雑してました。
この、品川駅に構内の移動でミトが一番よく鳴きました。
なおーなおーん、と。
初めて見る大勢の人間と、構内のアナウンスや色んな音が不安だったのでしょう。

新幹線の乗り場の前の待合スペースで私とミトが一度落ち着き、その間に旦那さんが飲み物などを買いに。

外が見えると怖いかもと、私が着ていたパーカをかぶせて声をかけていたら
少し鳴きやみました。
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この品川駅の構内にいるときが、私も一番辛かったかも。
もう引き返せないという思いと、このあともずっとこのままだとしたら、本当に連れてきて良かったんだろうかなどと、
緊張と不安マックスで、ひたすら時計を見つめてました。


でもとにかく、一人じゃなくて良かった。
私がトイレに行くにも、飲み物や何かを買うにも、ミトを持ったままではかなり厳しかったと思います。

そして、いざ新幹線へ!


続きます。