こちらの小説はオススメしていただいた小説のひとつです。

普段、小説を読まない方からオススメしていただいたので、どんな小説かと思いながら読んでいました…

 

 

 

 

舞台は京都、かの有名な嵐山や河原町。

東京から祖母の家へ家族で来ていた主人公、認知症の祖母のことを気にかける優しい主人公はどこか疲れ気味な彼がブルームーンの夜に出会ったのは湖で1人、透明なビニール傘で水を掬っている女の子…。

 

 

一目惚れでした。

 

その後、彼は彼女へ会いに何度も出かけます。

そして、その夜は決まって祖母と話をするんですが彼はブルームーンの伝説を聞きます。

 

「ブルームーンの夜は、過去へ戻ることができる」

 

それは、あくまで伝説。

そんな彼は、どんどん彼女に惹かれていき同時に祖母の認知症も加速していく様に感じるのです。

 

 

 

ライトノベル寄りの本書の書き方は、言葉に合わせて映像を思い浮かべながら読むことができてとても楽しかったです。

驚くほど純粋に、捩れることなく真っすぐに相手のことを想いやれる純粋で強く生きる二人のお話です。

 

京アニさんあたりがアニメにしてくれたら面白いかもしれません 笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

素敵な作品をありがとうございました。

 

青い月の夜、もう一度彼女に恋をする/広瀬 未衣

 

 

しの つばさ