想い出は
いつも曖昧で、不透明で、不鮮明で
とおい過去からぼくのことを笑ってる
焼きたてのパンのにおい
バターを塗って1口たべると
サクサク、パリパリ、ホクホク
そんな時間をしあわせだねって笑ってた
明日も明後日も来年も、もっと先の未来でも
きみとしあわせの色をみつけていたいと思った
東京の空はせまくて、でもぼくの心はひろくて
2人なら少し焦げたパンも笑いながら食べられる
公園の桜がきれいに咲いてたよ
お気に入りのお店のパンを持って
見に行こう
この春を、忘れないように。




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しの つばさ