こんばんは。
このところ秋らしい日が続いたかと思えば、北日本では雪。
春と秋をしっかり感じる期間がなくなりつつありますね。

今日はちょっぴりおセンチなので、苦手な方はバックしてください。

妹が亡くなってから、まもなく一年になります。

悲しみは時間が解決するとよくいいますが、まだそれには遠く及びません。
涙が止まらないといった状態はなくなりましたが、いまだに悲しみは深く、どうして妹が?と考えるのは一年前と変わっていません。

とくにここ3ヶ月は、亡くなるまで入院していた時期と重なり、弱っていく妹の姿を思い出して胸が苦しくなる毎日。
死を受け入れるには、まだ時間がかかりそうです。

ガンを宣告された2年前。
すでに手術では回復を見込めない状態でした。
(というか、開腹したけれど、そのまま閉じた)

抗がん剤での治療を拒否した妹は民間療法の道へ。
ありとあらゆるものを試しましたが、どれも効果には遠く及ばず。

一時は登山するほど元気な時期もあり、このままガンが消えるのでは?と期待したときもありました。
が、ガンという病気は、亡くなる2、3ヶ月くらい前までは元気に過ごせることが多いそうですね。
うっかり民間療法が効いていると勘違いしていました。

標準治療は、多くの人に効果が認められたもの。
あのときに抗がん剤を強く勧めていれば……。
妹は今も生きていたかもしれない。
そんな後悔にたびたび襲われます。

自分には、もっとできることがあったんじゃないか。
妹に合う抗がん剤を見つければ、今も……。

そんなことを繰り返し考える一年は、それでもあっという間でした。
執筆活動で忙しくしていたから救われた部分もあります。

長いトンネルから抜け出すには、まだ時間がかかるのでしょうね。
とにかく私は、毎日を精一杯過ごすのみ。
あの世があるのだとしたら、そこでまた妹と会うまで。

今は抱えている原稿をがんばります。

なんだかまとまりのない文章になりました……。

今、私が言えるのは、大切な人を本気で大切に。
全力で。
それだけです。