昨年11月3日から、ご寄付のお願いをしています。
昨日の北海道新聞の記事をご覧いただいた方々から、早速ご寄付がありました。
新聞の力は大きいですね。大変ありがとうございます。
寄付金額のご指定はありません。皆様からの真心のご寄付が一つになって、
海が見えるシベリアに一番近いシベリアに向かって慰霊碑が完成できる日が待ちどおしいです。
ゆうちょ銀行 口座名 シベリア抑留体験を語る会札幌
記号番号 00190-3-452141
ATMの機会の一番上に振込用紙挿入口がございます。
手数料が安く済みます。
吉田欽哉さんが19歳の時、シベリアへ抑留され4年後に帰国しました。
なぜ戦争が終わってすぐに家に帰ることができなかったのか。
一体誰の命令でシベリアへ連れてこられたのか。
最長では11年間もの長い間、抑留された人もいます。
終戦当時混乱している最中、”シベリアに連れて行かれて捕虜になるというぞ”という情報を聞き
我先にと逃げた人、だが途中で現地人に”日本兵がいる”と密告された人。
運命に翻弄された人。口にすることができない事情があって
自らの抑留体験を墓場まで持って行った人も少なくないでしょう。
語ら部は自らの体験を今まで伝えられてこなかったことを、口火を切った訳です。
現代の人に理解されるだろうかと不安を胸に秘めながら、大勢に前で語り始めました。
その様子はYouTubeに公開しています。
シベリアに抑留されるところを逃亡に成功した人もいると聞いています。
体験記を読めば読むほど、知らなかったことが次々と書かれています。
こういう複雑な出来事が悲惨な戦争の惨禍として、残ります。
戦争がもたらした、家族を引き裂く悲惨な結果を招いたシベリア抑留。
映画がいま上映されています。
風化されてはいけないと私は思います。
8月末慰霊碑完成まで、皆さまの気持ちが慰霊碑の完成という形になるまで
ご賛同頂けましたら幸いです。
シベリア抑留体験を語る会札幌
会長 建部奈津子