恵庭市の有志でつくる「あの戦争を語る会」が4月7日午後、恵庭市の市民活動センター「えにあす」で

「硫黄島上陸」の出版記念講演会が開催されました。

 

 

 私は主催社の世話人の方々と私は面識があり、酒井さんの講演会は2回目の参加です。

 

新聞記者酒井さんは土曜・日曜はジャーナリスト旧聞記者として活躍されています。

 

2015年恵庭でシベリア抑留体験を語る会札幌の講演会を取材してくださった新聞記者 酒井聡平さんです。

 

自己紹介を聞いてすでに、涙が滲みます。 

 

幼い頃にお父様が過労死で他界され、鍵っ子に。 お母様からのすすめで図書館っ子に。 

 

私ももっと本を読めばよかったと、今更ながら大後悔。

本を読んでいたら、きっと違った人生を送れたろうなと。

 

私の幼少期の頃は、本を読んでいると違う事を考えてしまう癖があり、明らかに集中してない記憶があります。 

 

氏のご本は【8刷決定】納得できます。

 

硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ | 酒井 聡平 |本 | 通販 | Amazon

なぜ日本兵1万人が消えたままなのか?
滑走路下にいるのか、それとも……
民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、
日米の機密文書も徹底調査。
新聞記者が執念でたどりついた「真実」。

「僕は、硫黄島発の電報を受けた側にいた父島の兵士の孫だった。
『祖父の戦友とも言える戦没者の遺骨を本土に帰したい』
13年前に一念発起し、政府派遣の遺骨収集団への参加を模索し続け、ようやく参加が認められたのだった。
僕の心には、あの電報があった。
『友軍ハ地下ニ在リ』
硫黄島の兵士たちは今も地下にいて、本土からの迎えを待っているのだ。
電報を信じ、地を這うように玉砕の島の土を掘りまくった。
結果、僕はこれまでにどの記者も挑まなかった謎の解明に、執念を燃やすことになった。
その謎とは――。
戦没者2万人のうち、今なお1万人が見つからないミステリーだ」――「プロローグ」より 

 

 

 家族への想いを抱きながら、身を粉にして働く酒井さん。職場が硫黄島までの距離を縮めます。

そして遂に念願の硫黄島上陸を果たします。 

「北海道からなぜ硫黄島のニュースが」とsnsで少なからず呟かれた背景も。

 

老若男女問わず読まれる理由がわかりました。 

 

恵庭には、私の気になる事件がいくつかあります。今後もこの会の催しにはぜひ行きたいです。

 

 

シベリア抑留体験を語る会札幌

会長 建部 奈津子