泌尿器科受診 | あしたもいっしょ

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生きてりゃ誰もが通る道「わたし編」

入院後のエコー検査で、「何かがあるかも?」と疑いをかけられた主人の膀胱。
泌尿器科で検査を受けた結果

膀胱がん

だった。

泌尿器科の医師いわく「この段階で見つかったのは奇跡」
というほど、小さな癌が2つ見つかったとのこと。

エコー検査の研修技師のおかげで、感謝してもしきれない。

かかりつけの病院でもエコー検査は受けたのだが、膀胱までは検査していないので、
「腎臓や肝臓は大丈夫ですね」の言葉に安心していた。

膀胱がんの手術は、糖尿病がある程度まで落ち着いてから、ということになった。

もともとの持病、肝機能障害、糖尿病、
それに加えて膀胱がん・・・。

爆弾がまた一つ増えた、と思った。

電話越しの主人は冷静に話していたが、不安でしかたなかったはず。
不安を増幅させないように、「小さいのが2個だけなら、取ってしまえば大丈夫だね!今回、エコー検査で研修で見てくれて発見できたのは、すごい幸運だったね。今わかって良かったんだよ」と声をかけた。


私はこれまで何だかんだ言って、わりと好きなことを自由にやってきて、
不運な時には誰かが手を差し伸べてくれて、ギリギリのところで切り抜けてきた。
でも人生は帳尻が合うようになっているから、今までラッキーだった分、人生の何処かで落ちる時がくるはず、といつも不安が心の端っこにあった。

母のこと、主人のこと、そして、確実に進行していく父のアルツハイマー型の認知症。
不安の波が一気に押し寄せ、私を飲み込もうとしているようなイメージが頭に浮かんだ。