劇団5454 第7回公演 トランスイマー初日観戦記!(設定バレあり? | 任務連絡

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エピキュリアンの観戦記。役者・関幸治さんを応援しつつ日々の彼是をとりとめなく。


劇団5454 第7回公演【トランスイマー】初日おめでとうございます!

前回公演のト音再演からまだ一カ月しかたってない!というか、え!?もう1か月!?というびっくり感ですが、たった1か月のインターバルでこんなすごいお芝居出来ちゃうんだなというのもびっくりでした。

眠りと夢、記憶の再構築、不安と逃避、そしてそれを支える全て。

個人的にものすごく旬なネタである記憶の再構築や明晰夢にテンションあがりつつも、森島縁さん演じる里子の目を通してみるリアルな不安と気持ちの揺らぎにハラハラさせられ、話が集結して行くに進んですべてが明らかになって行く展開に90分はあっという間でした。

里子の感じる胸の痛みは、誰もが経験があるだろう「ごくありふれた不安」
その痛みを何とかしようと足掻くのも誰もが経験したことあると思うのだけど、それがファンタジックに盛り上がれるのが春陽さんの世界の楽しさだと思うのです。
今回も、里子は突っ走りまくる主人公で、少し誇張はされててもどこか自分に似たところをチラチラ感じさせる等身大のリアルな女の子でした。

というか、あの挙動不審さは感情移入せざるを得ない!
つか、あれ、私でしょ!(マテ

今回も劇場でなかったら、ハンカチ噛みしめてごろごろ悶絶しながら叫んでましたよ!!
白衣!白衣ですよ!もう白衣満載!そして関幸治さんも白衣!!
理系キャラで白衣とかマジ天使。いやもう白衣の天使なんだけど、どっかだめんず。
もうあまりの眩しさに直視できなくて悶絶して昇天しそうなのを、客席で必死に理性で抑え込んでる私です。
いや、もうすでに理性も負けてて、ただひたすらにそのお姿を脳裏に焼き付けて記憶の整理を覚醒状態でフルマックス状態なのです(え

なので、里子があのソファの上で悶絶してひっくり返ってる里子の姿を見る度に「わかる!わかるわその気持ち!」とこぶし握り締めてますw

そして、その恋人役、板橋廉平さん演じる梶くんもいいのです。
なんか、LuckBankの幸崎をちょっと思い出します。里子もちょっと坂田の面影があるのかも。
キャラ的にはどちらもLuckBankの時より突き抜けてるけど、メッセージには変わることがなく幸せとはというものが含まれていて、LuckBankの時よりもっとそれについて考えさせられるかな?
すごく理論的な春陽さんの芝居ネタなんですけど、そこに含まれるメッセージというのはすごく感情的で温かい。
そんな温かさをめいっぱい注ぎ込んでくれるのが、梶くんな気がするのです。

ある意味ファンタジーな世界の理論派里子とある意味リアル世界な感情派梶くんの二人が織りなす世界こそ劇団5454の世界の根っこにあるモノなのかもしれないです。

そんな世界をもっともっと語りたいのですが、まだ初日。そして今日は2日目。
とりあえずネタバレ含めグッと堪えて、本日はこの辺で。

今日もマチネを観に行くので、また観戦記を綴らせていただきます!


早くも夜が楽しみです!!