我が子が苦しんでいる姿は
自分が苦しいよりも辛い
乗り越えられないハードル
頑張っても頑張っても認めてもらえない
友達と競う
早起きをして、毎日クタクタになるまで
真っ暗になるまで練習をして
汗まみれ、泥まみれ
真夏の炎天下も真冬の木枯らしも
ベンチでチームメイトを応援する日々
僅か、１０才から１２才の間に
こんな切ない季節を過ごした
その頃に送り迎えの車の中で良く聴いた曲を
昨日、二人で聴いたね。。。
「あの時の俺はどんなに頑張ってもダメだった。でも、絶対辞めたくなかったんだ。
才能もセンスもなかったけど意地だけはあったんだ。」
君がつぶやいたその言葉にママは涙が止まらなくなったよ。
ママも頑張った。
一緒に頑張った。
卒団式の君の涙が今も忘れられないよ。
あの頃を思い出すといつでも泣ける。
とめどなく泣けるよ。
君は強かった。
くじけなかった。
一緒にマラソンしたね。
リフティングの練習もしたね。
土埃の舞うグランドにママはもう行きたくない。
まだ、胸が痛いから。。。
いつかもう少し時が流れたら、またグランドで一緒にボールを追えるかな。
君はあの経験で強く優しく成長したね。
まだ、１６才
これから、キラキラ光り輝く
未来が待っているよ。
今までも
これからも
ずっとずっと
いつまでも
ママは君の味方だよ。