ひさしぶりのヘナネタです。
前処理にクオタニウム-33を使いました。18‐MEAです。
これは、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピル。
陽イオン合成界面活性剤 羊毛由来、
エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムと
ジプロピレングリコールの混合物。
この18‐MEA部位はエピキューテクル、いわゆる細胞膜です。
疎水部分ですが、表面部位のこの部分はアンモニアと過酸化水素で
すべて取 り除かれてしまします。この部分は乾燥していれば表面に対し
垂直にたってますが、濡れていると不規則です。
細胞膜がぬめりがあるかないかで、変化 します。
根本のとこでチオエステル結合をしてますが、乾いていると脂肪酸が結合しづらいです。
そこで油分を補ってあげると結合しやすくなります。
もともと毛髪は疎水性ですが、ダメージで親水性になります。
一番先に影響されるのがこの18メチルエイコ酸です。
で、 ヘナです。もともとヘナは油が大好き。
アーユルヴェーダによる組み合わせもたくさんあります。
クオ二ウム33で油分を補い、ヘナとのミックスで色を定着させていきます。
ヘナのタンニンは塩基性アミノ酸部の疎水側に吸着します。
このクオタも疎水性なので浸透よく吸着していきます。
ビフォー
とても乾燥ぎみの髪です。ヘナでしっとりさせたいですね。
暮れにリタッチをしていますが、根本にはチラホラ白髪が見えます。
クオタニウム33(10%濃度)をミスト塗布。根本白髪部分にもつけます。
既染毛部分をアイロンで定着させます。
このアイロンは、プレートにゴムがついていますので高熱でも安心です。
ハナヘナナチュラル塗布。30分放置。
DO-Sシャントリで仕上げます。
染め上がり部分。全体と根本部位です。よく入っています。
ツヤ感もよく、しなやかに仕上がるのが特徴です。
ヘナの新しい部分の再発見です。
*講習のお知らせです。
ハナヘナ認定講師による講習in東京
日時 2月19日(火曜日)14時~17時位
場所 国分寺
講師 堀江 亮 (Calypso chocolat organic)
渡邉 信一(skyspa)
内容 今回は、施術だけでなく座学も楽しめます。
お楽しみに!
お申込みはこちらからです。www.facebook.com/events/270777963047879/
当店はハナヘナ認定講師のサロンです。
DO-S・ハナヘナ商品購入入口
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