おはようございます。
ひさしぶりの薬剤の侵入経路です。
前回球状タンパクと繊維状タンパクのところで終わったので
そこのところをちと詳しく書きます。
タンパク質は、全体的な形状により、球状タンパク質と繊維状タンパク質に分けられるというのは前回書きました。skyspa.blog.fc2.com/blog-entry-662.html
球状タンパク質は、水に溶けやすく壊れやすい。また、酵素の場合のような触媒反応や、ヘモグロビンのように他の物質を輸送するといった活動的な機能を持っています。
繊維状タンパク質は、水に溶けにくく形状的にも強固で、骨格構造を形成したり
保護したりする働きを持っています。例として、毛、皮膚、爪にあるケラチンや、
腱や皮膚などのコラーゲンが上げられます。
またタンパク質の機能は、その構造によって決められます。
ただ水溶性はどうかは結局、側鎖に水と水素結合を作る-OH基や-COOH基を含むアミノ酸が、どれだけ含まれるかによって決定しますね。
構造様式が4つにわけられます。
一次構造
タンパク質中アミノ酸の配列によって決められます。アミノ酸同士は、
アミド(カルボキシル基とアミノ基から水1分子が除かれて出来た縮合化合物)の連鎖によるペプチド結合よってつながれています。
このペプチド結合はpHや溶媒、塩濃度の影響を受けず、酸か塩基による加水分解、もしくは特別な酵素によってのみ結合が壊されます。2個のアミノ酸がペプチド結合でつながったものをジペプチド、3個ならばトリペプチド、4個から10個ならばオリゴペプチドさらに10個以上ならポリペプチドといい、約50個以上連なったものをタンパク質としていますが境界線はないです。
二次構造
ポリペプチド鎖のある特定の領域の形のことです。ポリペプチドのそれぞれの部分は、へリックス(らせん)、折りたたみシート(ひだつき布状)、ループ(輪)、ターン(折れ曲がり)といった一定の規則構造をとります。
規則構造は、アミド官能基同士の間に形成される水素結合によって適切な位置に配置されます。
三次構造
球状タンパク質の三次元構造のこと。通常条件化で、それぞれのタンパク質に
特有なアミノ酸配列と、そこで起り得るさまざまな反応のタイプによって安定した形です。
この形を維持するために、水素結合、ジスルフィド結合、疎水的相互作用、塩結合が関わってきます。
四次構造
2本以上の別々のポリペプチド鎖同士やポリペプチド鎖と補欠分子族が、
互いにうまく結合して活性を示す状態のことです。
つまり、別々のポリペプチドが絡み合い機能を持つことをいいます。
またまた続きます。。。。。。
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日時 2月19日(火曜日)14時~17時位
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講師 堀江 亮 (Calypso chocolat organic)
渡邉 信一(skyspa)
内容 今回は、施術だけでなく座学も楽しめます。
お楽しみに!
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当店はハナヘナ認定講師のサロンです。
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