▷   おはようございます。

今日は入院中の様子や、退院までの出来事をまとめてみようと思います。


▷   5/11   入院
       週5日  5週間  合計25回の腰部放射線照射
       週1回   5週間  抗ガン剤シスプラチン点滴
 
        そのあとの治療は、様子を見て判断するとのことでした。


▷    前回も書きましたが、計画はあくまで計画で、この通り進む方は、あまりおられないようです。

まず、抗ガン剤の点滴で、乳がんの方などは、一回の抗ガン剤治療で、頭髪が全部抜け落ち、体調を崩し、起きられない方、食べられない方、吐き気に苦しむ方など、二回目の抗ガン剤治療に進めないことが、とても多いとのこと。

抗ガン剤治療を進めるかどうかは、白血球の数の減少が主な原因のようですね。基準値を下回ったら、延期。回復してこないときは、白血球を、増やす特別な注射があり、それをうつ。そして、抗ガン剤。

なんか、抗ガン剤を打つために、無理に白血球の増加を狙って注射をするように見えます。

わたしには、衝撃の事実でした。

もっと間隔を開けた抗ガン剤治療もあるのかもしれませんが、これ以上のことは、お話を聞くことはできませんでした。


▷   わたしは、毎日、妻の病棟に通い、主に、水素水や着替え、病院食があまりにひどいので、ちょっとした果物、サプリメント、などをせっせと運んだりしていました。

何も持っていくことがなくても、毎日、顔を見せて、元気を出すように激励するようにしていました。

本来気丈な妻なので、必要はなかったかもしれませんが、やはり、顔を見せれば、喜んでくれますからね。


▷   癌患者にとって、一番わるいのは、希望をなくしてしまって、自暴自棄になってしまうことだと思うんですね。

とにかく、免疫力を上げるために、やれることはすべてやる、というくらいなんでもやること。

激励、笑い、なんでも好きなことを瞑想したり、イメージ療法につながりますし笑いを忘れてはダメです。

▷   わたしは、現代医療に任せきりなど、とてもじゃないができない、という立ちばです。

特に、癌治療などは、いわば、日本全体が癌産業化していると思っています。

癌細胞をやっつけることばかり考えて、患者さんのQOLを考えているのかな、と思います。
まざまざと、その現場を今回みることになったわけですが、病院での癌治療の凄惨さ、患者さんの、苦しみを知りました。

中には、立派なお医者様もおられ、三大療法から離れて、より患者さんに寄り添った代替療法のみをなさっておられる先生の存在もよく知っています。


運よく、出会うことができた、京都大学の元教授の、先生から直接お話をお伺う機会もありましたし、患者さんをご紹介したこともあります。

ご紹介したみなさんは末期で、病院から悪い言葉で言えば、見放された方が多かったので、亡くなった方もおられますが、本当に末期なのに、お元気になられた方も何人もおられます。


たとえ末期となって、緩和療法に移行するほどでも、希望はあるんですね。ただ、代替療法は、健康保健が使えないので、費用がかかることが多いです。民間療法はそうでもないですが。

ということは、お金がある人は、命が助かり、お金のない方は、悔しいけど命をみすみす落とすことになりますね。

なんか、やりきれない思いがします。


▷   妻の場合、4週目までは計画通りすすみ、5週目の血液検査で、白血球の数が、基準値を、割ったので、5回目の抗ガン剤は中止と成りました。
放射線照射はそのまま継続です。

▷   そして、5週目の途中から、放射線理治療にも変化があり、腰部全体の照射から、癌の患部に集中した照射にかわり、10回分追加に成りました。


そして、この10回の治療終了後、やっと退院と成りました。


続く(不定期)