元うちに医局派遣で来てた医者で、過去最高の職員受けを誇った男である乾の講演は三人位しかこないと言われていた。なのでサクラを何人か呼んでやるという心やさしき先輩ぶりを見せつけたのだが、何の事は無い大盛況。入りきれない人が会場からあふれる始末。

俺が入ろうとすると、係りの人に座る席がないと言われたので、「いや、お前の座る席がない。」と怒り狂って係りの人が座ってる椅子を取り上げ、座長礒沼先生の隣に椅子を置いて座ってやった。わしは松山で俺になんと言う舐めた口を叩くんだ。

質疑応答で挙手したが礒沼先生が無視しようとしたので「はぃ~ん」と大声を出したら泣きながら「あーじゃあお前」と当ててくれたが、聞く事がない事に気付いて困った。苦し紛れにメトロニダゾールについてなんか聞いたが。メトロイドのクリアの仕方なら朝まで語れる。


それはそうと、大学の医者に保険点数の事を聞くバカ医者がここにもいた。まあ査定されて悔しいんだろう。こう言うのを馬鹿正直のうんこ野郎という。

某社保の委員先生のおっしゃるように、

「査定する先生が気持ちよく通せるように、かつ嘘をつかないようにレセプトや病状詳記を書く」事が大事だろうよ。

エビデンスや正論に拘り、さらに頭悪いなら保険診療などやめて、自費でやれよばかたれ。


で。乾先生は普段家族旅行や団体ばかりで一人旅というのはずいぶんしてなく、今回は文学の街松山に浸ろうと、坊ちゃんをはじめ数冊の本を買って宿に入ったが全く読まなかったらしい。

一言言ってもらえればうちの高校の中にある写真の明教館なども入れたし、先週某FとTと共に研究した夜の街の最新情報も伝えられたが。
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そして昼寝をしたら夜中まで寝てしまった。
さて、そろそろ帰りたくなったが、もう一日いなくてはならない。明日はさらなる田舎に墓参りにでも行くか。何もしてない感に焦りながら明日を迎えよう。