『今年の夏はLA行く』



それはそれは決まった日から言い散らかした。



楽しみで仕方なかった。



ラ・ラ・ランドを見直した。



エマ・ストーンより街並みが目に飛び込んだ。







わくわくの始まりは一つのメッセージだった。


長い長いメッセージ。


想いの詰まった心温まるメッセージ。



顔は知らない。



ただ…
『有希』という漢字が名前に入っている同級生からのメッセージだった。







『Southern California Kendo Organizationでセミナーを開きたい』


『有希さんに第一回目の講師をお願いしたい』







もちろん、答えは「YES」







ただ…
楽しみがちょっと先に伸びた。



だから、このご縁を若者達の夢に繋げたい。



そう想って、今回リモート先生をお願いした。