審判として大事なこと。
自信を持って堂々と。
その為の自己研鑽を。
ここが絶対大事。
高校生の夢の舞台。
生徒一人一人の人生を左右する1本。
その1本を裁く覚悟はあるか。
責任を持てるだけの努力と学びを求めているか。
そして、実際にその力量を備えているか。
大きな声。
声の雰囲気で確実に試合に緊張感が生まれる。
そんなの当たり前でしょ( ˙-˙ )
そう思うかもしれないけど、これ本当に大事。
あらためて、審判の先生方の素晴らしい発声を目の当たりにして、声の大切さを痛感した。
基本的な所作を正確に美しく。
姿勢態度、身のこなし。
位置取り、切り込み。
旗の表示……
とにかく正しく覚えること。
でも自分では気付かない癖みたいのがあるから。
本当にあるから( ˙-˙ )
あたしは…
引き分けの表示が変だとご指摘いただいた。
ホテルに帰って鏡の前で確認したら……
やっぱり変だった( ˙-˙ )
反則を取るタイミングは2種類。
①「その瞬間」
②「疑念が確信に変わった時」
これがpoint!!
明らかな反則はその瞬間。
タイミングが少しでもズレると…
何?何何?
ってなるから。
「反則」の瞬間に「やめ❗」
ここの判断は勇気を持ってスパッと。
でもグレーなとこで「ん?」てなる時がある。
ざわわってする展開。
そのざわわ状態で「合議❗」ってやっちゃうと…
もやっとした3人の話し合いが始まってしまう。
それはまずい( ˙-˙ )
主審が「ざわわ⇒おっ❗これは❗やっぱり反則だ❗」って疑念から確信に変わるまで、一度展開を観察することが大事。
早すぎても遅すぎてもだめ…
これこそ経験値だろうなって感じた。
疑念が確信に変わったその瞬間❗
⇒やめ❗
⇒合議❗
⇒簡潔に「ありorなし」
⇒反則宣告
鍔競り合いからの展開や公正を害する行為、時間空費等は主審の先決事項なので、主審がもやっとしたら、だいたいその空間がもやっとしてしまう。
これが試合者、観衆に疑念を抱かれる原因にもなりかねない。
ここは本当に大事なpointだと感じる。
そして、なんと言ってもこれ。
1番大事なのは有効打突の見極め
ここ。
ここに尽きると思う。
試合者の気持ちになって一緒に戦うこと。
展開を読み戦況を把握すること。
そして審判3人の呼吸を合わせること。
一瞬の機を逃すことなく。
また予測し過ぎることなく。
時には一瞬の機を待つ粘りを持って。
神業みたいな技を神業みたいなスキルで判断していく。
本当に…
審判の先生方を尊敬する。
あらためて敬意を表したい。
だからこそ、審判に立つということは…
そこに帰ってこなければいけない。
自己研鑽。
自らが稽古をして心技体を鍛えていくべき。
そこに真摯に向き合えること。
それが審判の責務。
そう感じた。