選手は「反則から遠い試合を」
香田先生の言葉にハッとした。
完全に剣道観が覆されたような気持ちになった。
今まで選手としてかなりギリギリを攻めていた自分自身の剣道を深く、深く反省した( ˙-˙ )
まぁ、勝負だからさ。
ちったずる賢いこともするさ( ˙-˙ )
ずるいとずる賢いは違うしね( ˙-˙ )
そんな思いでギリギリの勝負をしてきた。
それが相手の心を揺さぶり勝機を生むと思ってきた。
そんなしてでも…
どうにかしてでも勝ちたかった( ˙-˙ )
だけど審判の先生の身になって…
恥ずかしながら初めて気付かされた気がした。
正直あたしの剣道はややこしい( ˙-˙ )
とっても困らせてたんじゃないかと。
もっとクリアに…
もっと反則から遠いところで。
そしたら…
もっと有効打突に競技者も審判も集中できる。
ものすごく、腹にストンと落ちる学びだった。
嗚呼、稽古しなきゃ。
攻めて崩して打ち勝つための地力か…
私に確実に足りない部分だ( ˙-˙ )
真っ向勝負=地力がある者が勝つ。
そんな気がする。
だけど、姫達と共に目指す方向性が見えてきた気もする。
うん、頑張るしかない。
全国には、確かに強い子がいる。
わくわくした。