すっかりご無沙汰です。

ご無沙汰すぎると、何をどう書いていいのかわかりませんね。

 

 

パレルモからボンジョルノ!

やっと今までの日常へ戻るために日々、調整中です。

 

 

2月はマッシモ劇場でのエキストラのお仕事をさせていただきました。

 

 

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楽しい刺激ある日々、楽しいことはあっと言う間にバタバタと忙しく過ぎ去ってしましました。

今回も何回も言ってしまうけれど、楽しかったー!のひと言。参加して悔いなしです。

 

今更ですが、そんな楽しくお仕事として参加したオペラ『Madame butterfly』のメンバーとの夕食会を回想します。

前回は、オペラ歌手(蝶々さんと鈴木さん)をお招きしてエキストラの女子たちと夕食会をしました。

 

今回は、とてもじゃありませんが歌手の方々をお招きするような機会はありません。過去にそんなことが出来たことがすごいなぁと・・・思います。

 

しかし前回はリハの期間も少し長かったのもあり、エキストラメンバー(男子も含む)で演出家のニコラ氏たちとリハ後に夕食(パレルモのストリートフードや、海のレストランなど)に行ったりして交流があり、

とっても気さくな方で、私の友達!とまでは言えなくても、その後はSNSなんかで繋がっていました。その中でも、私は衣装デザイナーのヴァレリアとは、時々インスタやワッツアップなどで情報交換もしていて、今回パレルモで再会できることを楽しにしていたのです。

 

 

しかし、ニコラ氏たちのマダムバタフライチームの滞在が短く、彼らは初日の公演を終えるとそれぞれの地へ戻っていきます。一番会いたかった衣装のヴァレリアは、さらに初日公演前に出発すると聞きました。涙

 

以前みたいに、皆んなでご飯にでも行けるといいな!と話しましたが、リハも遅く終わるからできないかも??と半ば諦めていました。公開ゲネプロの日(彼女の滞在最終日)に、ヴァレリアから連絡をもらい、急遽お家ディナーをする事になったのでした。

 

ヴァレリアからは、ニコラ、ファビオ、ヴァレリオも誘っていい?と、私もエキストラの女子メンバー全員に声をかけました。(エキストラメンバーには、この舞台のためにミラノから参加したオペラ歌手を目指す子や、アートを学ぶ学生もいたので良い刺激になればと。)

 

 

監督 Regia Nicola Berloffa
舞台美術 Scene Fabio Cherstich
衣装 Costumi Valeria Donata Bettella
照明 Luci Valerio Tiberi

↑そうそう簡単にお誘いできるメンバーでないと思うけれど。

 

 

この日は遅くなるし・・・もう無理だよね?って半ば諦めていたので、ご飯の仕込みもせずに劇場へ行っていました。

ですから、ささっと準備できるものと、中国人の女の子たちにも手伝ってもらって楽しい夕食会をすることができたと思います。

 

 

公開リハ後に出口で集合し、皆んなで我が家へ。

途中、飲み物を調達してもらいました。私も少しVinoやノンアル、食材は準備はしていたものの足りないと思ったので。

 

我が道を行く美術監督のファビオ

 

外食になると、遅くなるし予約も大変だし、ヴァレリアがヴィーガンと言うのもあったり・・・

彼らの宿泊先も我が家から近いのもあって、ゆっくりできるかなぁと我が家へお招きしました。私は、子供もいるのでそのほうが助かるから!一時見てくれていた旦那も、ニコラ氏たちを知っているので、挨拶を交わし帰っていきました。

 

 

中国人の女の子に豆腐の餃子を作ってもらいました。ヴァレリアとファビオが興味津々。

 

 

みんな誘ったものの、何にも準備できていなかったので一緒に作ったりして、これも楽しい時間。

 

ヴァレリアに合わせて、ヴィーガンメニューにしました。

野菜や、豆腐を使った野菜のカルパチョやサラダ、ワカモレ、厚揚げの煮浸し、野菜のちらし寿司・・・あの時間からよく作ったなぁーと、自分でも感心します。

 

彼女が、パレルモでりんごとかそういったものしか食べてないって言っていて、ヴィーガンってなかなか大変ですねぇ。

 

 

野菜のちらし寿司は、ラディッシュの酢漬けや、スモーク豆腐、カリフラワー、枝豆、きゅうりの塩もみ、酢飯の代わりにゆかりご飯にしました。

 

デザートには、私の大福餅を。笑

ヴァレリアには、マスカルポーネを抜いたクラッシック大福。

 

皆んな美味しい!って言ってあっという間にお皿が綺麗になって・・・、嬉しかったなぁ〜

エキストラの女の子たちも楽しんでくれたみたいで、これも嬉しかった。

 

この私も、彼らの仕事にパワーをもらいました。自分もこのままでは終わられへんよな!人生楽しまないと!!って。

 

 

このメンバーとは最初で最後の記念写真

 

 

 

大好きなヴァレリアと優しいニコラ氏と。

 

ヴァレリアとは、数年前日本帰国でミラノ乗り換えの時に、バッタリ空港であったりして・・・

だからまた近いうちに会える気がしています。

私はエキストラでオペラ歌手でもなんでもないけれど、こうして楽しい時間共有できた事に感謝。

 

私の、嬉しい出会いです。

 

そして、楽しい楽しいみんなとのディナーとなりました。

 

 

舞台監督 Regia Nicola Berloffa

 

 

 


舞台美術 Scene Fabio Cherstich

 


衣装 Costumi Valeria Donata Bettella 

 

 


照明 Luci Valerio Tiberi