仙台のスクールは今のような基盤も全くなく

このままでは中途半端になる、との思いで

現役を31歳で引退致しました。

しかし、この引退のおかげで

今まで現役時代では絶対に接点のなかったであろう

海外の国立バレエ学校の校長先生方との交流を結ぶことができました。

現役生活を続行していたら

経験できなかった貴重な勉強のチャンスを掴む事もできました。

そして、開校当時からは考えられないくらい

生徒も自立して、発表会当日は私の出る幕がないくらい

お母様方が裏をお手伝いしてくださるようになりました。

そして、昨年の東日本大震災・・・。

スクールの基盤が出来上がっていましたし

生徒たちも本当にレベルが上がってきたものの

自分自身に出来ることをまだまだ全うしていないことに気付きました。

引退した直後から

「絶対にいつか舞台に復帰しなさい」

との周囲の言葉も

「スクールの運営のために」

とかたくなに断り続けてきましたが

「もし、誰かが自分の踊りを必要としてくれているのなら

その期間だけでもお役に立ちたい」との意志が芽生えてきました。

英国ロイヤルバレエスクール
校長 ゲイリーン・ストック先生
ゲイリー・ノーマン先生と
photo:01



故・エヴァ・エフドキモワ先生
キーロフアカデミーオブワシントン
マーティン・フリードマン先生
photo:02



カナダ国立バレエ学校
デボラ・ヘス先生と
photo:03



シュツットガルトバレエ団にて
エレーナ・テンチコワさん
深川秀夫先生と
photo:04



日本バレエ協会九州北支部
審査員として
photo:05