ポルポ/ブラック・サバス | 好きの世界

ポルポ/ブラック・サバス

今回の元ネタキャラは図体がでか過ぎてベッドと


見間違えられてしまう、ジョジョラーには「ブフゥゥ~」


という口癖でおなじみの暗黒おでぶちゃんw

好きの世界


           ポルポ


最近彼の事をポルポ・デラックスと勝手に


自分の中で呼んでますwww。





ギャング組織「パッショーネ」の幹部の一人で


ジョルノたちが住むネアポリス周辺の縄張りを


管轄下においている,組織内のスタンド能力者


の管理と情報などに精通しており基本的には


組織の中で使える新しいスタンド能力者の発掘


(能力者を作ると言うほうが正しいかも)が仕事


大部分をしめているようす。



好きの世界

刑務所に服役中だが、そこで組織に入りたいと


思う有望な人材に「入団テスト」を行なっている。




設定としてはこんな感じなので、ここで豆知識!


漫画に登場するシーンの一つでジョルノが


入団試験を受ける為ポルポに会いに言った時、


ポルポはクラッカーを食べてそのまま自分の


指まで食べてしまうが驚いたジョルノはポルポ


の手をよく見てみると手には指がちゃんと


残っているという奇妙でちょっと意味不明な


シーンがあるんですが、「ポルポ」はイタリア語


で「蛸」(たこ)という意味の単語で、蛸は自分の


足を食べてしまう事となんらかの関連性がある


のかも知れないんですが考えすぎでしょうねw。




好きの世界


ポルポのスタンド,ブラック・サバス



破壊力-E(ただし押さえつける力はA)、スピード


-A,射程距離-A、精密動作性-E、成長性-E。



ポルポが支配している地域の組織入団試験で


試されるのは「信頼」である、信頼出来る者なのか


を試すためポルポは試験者にオイル・ライターを


渡し24時間の間、火を消さないで自分のところへ


持ち帰るよう指示する、だがそれは基本的には


無理であり、実のところはライターを渡された者


がスタンド能力を開花できる逸材であるかを


見極める為に行われているに過ぎない、ライター


の火が消え再点火すると、自動的にポルポのスタンド


ブラック・サバスは現れ口からだす「矢」で試験者


の魂を射抜く、矢に指された者はスタンド能力を


開花するか、死んでしまう、ブラック・サバスから


逃げようとしても影の中を移動しながら自動的に


試験者をどこまでも追い続ける、日の光に弱く

直射日光が当たると体が崩壊してしまう。

好きの世界


ちなみにブラック・サバスはデザイン的に一番


好きなスタンドの一つです、あと前々から疑問


に思ってたんですが、ジョルノがブラックサバス


と戦ってた時にゴールド・エクスペリエンスが


手を矢で射抜かれたんですが、何故レクイエム


化しなかったんですかね?ポルナレフは少し矢


が、チャリオッツにかすれただけでレクイエム化


したのに・・・まあ、よしとしよう(笑)それでは


今回の音楽元ネタに参りましょうヘ(゚∀゚*)ノ



元ネタはそのままの英バンド、ブラック・サバス




簡単にいうとブラック・サバスはへヴィ・メタル


というジャンルを形作った偉大なバンドです


(先にデビューしているツェッペリンとディープ・


パープルだと言う人もいますが、サバスの場合


一般的に人が持つメタルのイメージを作ったと


いうところが大きいです)、サバスは70年代で


最も重要なバンドの一つで、MTVによるメタル・


バンドランキングで第一位に選ばれ、「史上


最も偉大なメタルバンド」とまで言われ、雑誌


RollingStoneからは「70年代のメタルキング」


と評され、アルバムセールスも累計一億枚


以上売り上げている。



ここから説明が長くなりますのでwwwまず


サバスのデビューアルバムに入っている


第一曲目の「Black Sabbath」を聞きながら


読み進んでください、でも聞く前にすこしだけ


説明します、まずこの曲が発売されたのは


1970年ですが当時のミュージックシーンは


メタルの先駆けとなるレッドツェッペリンや


ディープ・パープルなどはいましたが音的に


いえばけして暗く重々しい有る意味メタルの


醍醐味の一部である怖さみたいな要素を


含むものでは有りませんでしたし、ラウドな


音楽以外のものはフラワーパワー的な


明るい音楽とサイケやプログレ見たいな


内向的なものブルーズやフォークなどの


リバイバルブーム、そしてジャズの影響を


受けたロッカーやロックの影響をうけた


ジャズマンたちがフュージョンを築き上げ


始めていたとてもエキサイティングな時代


でした、そんな時代の最中発売されたこの


曲は暗く重く遅くまがまがしい、まるで


ホラー映画を音にしたような異色のもの


でした、有名な話でブラック・サバスが


初めてライヴでこの曲を弾いた時会場に


いた女性客が怖がって会場から全員


逃げだしたそうですwww。


ではブラック・サバスの「Black Sabbath」





ブラック・サバスと言うバンドを説明する時、


特にギターのトニー・アイオミーとボーカル


のオジー・オズボーンは避けて通れない


メタル・ミュージックのアイコン的存在です


、アイオミーはその後のメタルギターの


お手本になるようなスタイルそしてギター


でのダウンチューニングを常時使い始めた


第一人者であり、ロックの中にトライトーンを


多く取り入れた事でも後のメタルに多大な


影響をアイオミーは残している、ちなみに


トライトーンは別名「悪魔のインターヴァル」


と中世時代から呼ばれていますが、とうの


アイオミーはそれを意図した訳ではなく、


ただサバスのサウンドに合う音を探してい


たら結果的にトライトーンを多く使うように


なったとの事。オジーに関していえばもう


存在そのもの人生そのものがメタルの


ような人で、何が凄いのかと聞かれれば


正直これだ!と応えるのは難しいんですw


、オジーのような声の持ち主もいませんし


オジーのようなフロントマンもいません、


とにもかくにも代わりがいない唯一無地の


メタル・カリスマ、それがオジー・オズボーン



オジーは1948年にイギリスのバーミンガム


で産声を上げた、六人兄弟の大家族で家は


とても貧しく、ろくに食べる物も常に無く、


靴は一足、靴下も一足、下着は無しで、


バケツをトイレ変わりに使い、寒くてもコート


をかけ布団代わりに使うような環境で育った


、当時バーミンガムは工業地域で長い労働


時間と労力には到底そぐわない安月給で


街のほとんどが貧困に蝕まれており共働き


のオズボーン家もその例外では無かった、


オジー自身は学校でイジメられていましたが


読字障害の有ったオジーの場合生徒だけ


でなく先生からのイジメも酷いものでした、


実は子供の頃学校に通っていた時オジー


をいじめていた一人にトニー・アイオミーが


いました、その理由もオジーが女性のように


高い声で歌うからというものでした、この時


まさか十年後ぐらいに同じバンドでオジーが


ヴォーカルを担当して自分がギターを弾いて


いるとは夢にも思っていなかったでしょうね、



オジーは15歳の時学校で教えている事に


ついていけなくなり退学させられる、この時


家ではお金の問題で常に両親が喧嘩をして


おり、お金で解決するならと思い立ったオジー


は配管工の見習いとして働き始めるがあまり


上手く行かず親指の先を切り落としてしまう


という事故に会い辞める(手術で親指の先は


無事くっつけられた)、その後も転々と仕事を


換えるも何も上手く行かず遂には盗みに手を


染める、だが指先が出ている手袋をつけて


窃盗をしてしまい(笑)残った指紋から直ぐに


逮捕される、罰金を払う事が出来ず3ヶ月間


服役する、ちなみにオジーの拳には「O.Z.Z.Y」


と書かれた有名なタトゥーが彫られていますが


服役中にオジー自信が鉛筆の芯と針を使って


自分で彫ったタトゥーである、出所後、人の下


で働きたくないと決めたオジーは憧れていた


ビートルズのようなミュージシャンになる事を


決意し、ヴォーカリストとしてバンド活動を


始める、18歳になった頃にバンドメンバー


募集のチラシを作り、たまたま見たギーザー


バトラーとバンドを組む事になる。



1948年にトミー・アイオミーはバーミンガムで


生まれた、小さい頃から音楽に興味を持ち、


トニーはドラムを叩きたがったが音が大き過ぎる


という理由でアコーディオンを引く事を親に


進められる、しばらくすると他の楽器にも興味を


持ちだし当時人気だったハンク・マーヴィン&ザ


・シャドウズの影響を受けギターを学び始める、


クラブなどで夜はギターを引き、昼は鉄板工場


で働いていたトニーは17歳の時、中指と薬指の


先を事故で切り落としてしまう、オジーと違い


失った指の先端をくっつける事が出来なかった


トニーは音楽を辞めようと思っていたが当時


鉄板工場の工場長は音楽好きで、トニーが


ミュージシャンを目指していた事を後押しして


いた、トニーを呼び出し一つのジャズレコードを


トニーに聞かせた、それは当時世界一の


ジャズギタリストだった、ジャンゴ・ラインハルト


の音楽だった、ジャンゴもまた事故(火事)で


指を酷く痛めてしまい、ほぼ二本の指だけで


ギターを引いていた、その話を工場長から聞き


トニーは音楽を続ける事を決意した、トニーは


自らゴムを溶かし丸め、柔かいうちに指先を


あて、硬くなってから、ヤスリで形を整えた


ものに革を貼り付け、自分で失った指先の


義肢を作った、そしてバンド活動を続け、


しばらくすると学校で友達だったドラマーの


ビル・ウォードと新しくバンドを結成する。

そして1968年にトニーとビルは組んでいた


バンドを一緒に辞め、時同じく、オジーと


ギーザーも参加していたバンドを辞めていた


、トニーたちは新しいバンドを作るために


メンバーを探し始め、たまたま、オジーという


人がチラシでメンバー募集をしているのを


見つけた、トニーはまさかむかし学校で気が


合わなかったあのオジーじゃないだろうと


思い会うことにするがそのまさかだった(笑)、


トニーは乗り気ではなかったがオジーたちに


サックスとサブ・ギターを加えたポルカタルク


というブルーズバンドを結成した、だが直ぐ


サブギターとサックスを解雇し、四人編成


で「Earth」というバンドとして活動を始める、


しばらくすると同じ名前のバンドがいる事を


間違えてブッキングされてしまう事から知り


バンド名の変更を決意、当時彼らがリハに


使っていたスタジオの向かいには映画館が


有った、ちょうどその時映画館で上映されて


いた映画がボリス・カーロフ主演のホラー映画


「ブラック サバス」だった、わざわざ怖がりに


行くのに客が映画館で長蛇の列を作っている


事に興味を抱いたオジーとギーザーは


話し合い、興味本位でホラー映画のような


オカルト的要素と不気味さを兼ね備えた曲を


作ってみることにした。



そろそろ何か聞きます?では彼らのファースト


アルバムから「The Wizard」、お聞きください





ギーザーはファンタシーやSF、オカルトや宗教


、ホラーなどの本や書物に興味を持ってました、


それを知っていたオジーは彼に黒魔術と


悪魔崇拝の本を冗談と参考資料のために


プレゼントする、当時ギーザーが住んでいた


アパートは彼の趣味で壁を漆黒に塗りつぶし


部屋の壁には逆さにした十字架をずらーっと


並べていました、有る夜ギーザーはオジー


から貰った黒魔術の本を読んでいましたが


余りにも内容が不気味で嫌になりその本を


部屋の戸棚にしまい、床に就きました、


しばらくすると悪夢にうなされて目を覚ますし


、黒魔術の本をしまった置いた戸棚から妙に


嫌な気配を感じた、ぼーっとベッドの先に目を


向けたギーザーは立ちすくむ大きな黒い影を


目撃する・・・翌日その事をオジーに話して


二人で書き上げ完成した曲が最初に聞いて


頂いた「Black Sabbath」で、その曲が完成し、


手ごたえを感じたメンバーたちはバンド名を


曲と同じくブラック・サバスにする。



新しくオカルト的な要素とホラー映画のような


世界観を取り入れた曲を作り、ライヴで演奏


するようになり人気が出始めるも怖がる女性


客が多く、オジーが言うには「もてたくて音楽


やっているのに女性が皆逃げだしていって


何の為にやってるんだか」と当時考えていた


そうです(笑)、だが異彩を放っていた彼らに


レコード会社も直ぐに目を付けシングル


一つ作らせた、結果セールスは並みだった


、レコード会社から二日間スタジオを自由に


使ってレコーディイングする事を許可される、


この二日間の内、初日で全曲ほぼ一発録りで


彼らのファーストアルバム「Black Sabbath」


完成した。



1970年は2月、13日の金曜日にサバスは


デビューアルバムを発売、UKチャートでは


8位まで登り、アメリカのビルボード・チャート


では23位まで登り、一年以上チャートに入り


続けた、世界的にヒットしリスナーに絶賛され


たが音楽評論家からは批評ばかりが目立つ


、雑誌Rolling Stoneでは「クリームみたいだが


クリームよりも酷い!詩もヴァニラ・ファッジが


アレイスター・クロウリーにトリビュートをして


いるような内容でオカルトやスピリチュアルな


物でもなく、クリームの猿真似をしているだけ


だ!」と痛烈なものでしたが、2003年には


同じ雑誌のロック史上最高アルバム500選


で241位に選ばれています・・・評論なんて


そんなもんです(笑)、ちなみに、クリームも


ヴァニラ・ファッジも美味しそうですがバンド


ですww。



最初にアルバムから「N.I.B」、ライヴ映像で


お楽しみください





アルバムの高いセールスに便乗してサバス


のレコード会社はすぐにセカンドアルバムを


作るように伝え、ファーストから僅か4ヵ月後


にセカンドアルバム「Paranoid」がリリース


された、この作品も当時の評論家には不評


でしたがリスナーから高く評価され、まったく


ラジオ局から曲をかけて貰えなくても400


万枚のセールスをアメリカでたたき出した、


今では「Paranoid」は音楽史上最もメタルを


形作った傑作中の傑作とされています、


これを聞かずしてメタルは語れません(笑)、


ではアルバムからタイトル曲「Pranoid」を


お聞きください、ちなみにこの曲はアルバム


が完成したあとに曲数が足りなくて最後の


最後でアイオミーがギターリフをその場で


作り、皆がそれにただ合わせて、たった


25分で完成した初期メタル傑作の一つ。





その後また直ぐにサードアルバム「Master


of Reality」を作った、この時レコード会社


からは多額の資金と麻薬を買う為だけの


お金をブリーフケース一つ分渡されている


、当時の音楽業界では当たり前のように


そういう事が行われていましたが大体


そういう事をきっかけに多くのバンドが


ゆっくり壊れていくようになりました、サバス


も例外ではなく、次にだしたアルバム「Vol4」


とその次の「Sabbath Bloody Sabbath」も


メタルの傑作とされていますがその後、


薬物依存とアルコール依存の影が彼らの


音楽活動に大きく圧し掛かるようになる。



5枚目のアルバム「Sabotage」から少しずつ


バンドが音楽的にも人間関係でも噛み


合わなくなってきており、次のアルバムでは


作曲面で難航し、オジーが参加した最後の


アルバム「Never Say Die!」を発売後、全


メンバーが薬物とアルコールでもはや仕事


が手につかない状態が続いた、その中


で、バンドの音楽的方向性に強い違和感を


感じていたオジーは特に酷く、もはや使い物


にならないほど常に泥酔状態だった、


これ以上この状態で音楽を作る事が無理だ


と判断したアイオミーはオジーを首にする事


にした、ここからサバスは当時の彼らを


マネージメントしていた会社の社長令嬢


で敏腕マネージャーだったシャロンの勧めで


二代目のヴォーカリストを迎え入れる形に


なる、その二代目のヴォーカリストの名前は


ジョジョの音楽元ネタキャラの中で最も


重要な「とあるキャラ」なのでここは伏せて


おきます(笑)その「とあるキャラ」を紹介


する時に二代目ヴォーカルのヒストリーの


一環としてこの時期のサバスの事も書いて


おきます。



ここからはざっくりその後の説明をします、


首にされ、ショックだったオジーは一年近く


ホテルの一室で引きこもりをしていました、


仕事をしなくとも印税で入るお金が有る


ため日夜アルコールと薬物を常用していた


、この時敏腕マネージャーだったシャロン


は、オジーにまだ大きな商品価値が有る


と読み、彼の泊まっているホテルを訪れる


半ば強制的にホテルからオジーを引きずり


出し、バンドメンバーを集め始めるが社長


でもある父から、オジーのマネージメント


を行えば首にすると脅されるが、気の強い


シャロンは自ら会社を辞め父と絶縁する、


その後自分のマネージメント会社を立ち


上げ、天才的な采配で新生オジーバンド


を作り、大成功を収める、ちなみに


シャロンは後にオジーと結婚をして妻と


マネージメントの両立を続け、公私共に


オジーをサポートした、オジーが生きる


伝説として音楽活動を続けていけたのは


彼女のサポートあってこそで、オジーも


それを認めている、ちなみに愛妻家です。



ブラック・サバスの「War Pigs」ライヴ映像
ドラマーのビルがこの映像でパネェですww



実はサバス、リズムセクションが最高なんです
リードだけじゃなく、ベースのギーザーも最高!

一方サバスは、二代目ヴォーカルでも


大成功をし、メタル史上に残る名作も


残していくが二代目のヴォーカルが抜け、


その後、幾度もメンバーチェンジをくり返し


たり、ソロでの活動を行ったりでした、


そしてチャリティーイベントや92年に


行われたオジーの引退ライヴ(引退は


撤回しています)などで、フルオリジナル


メンバーで再結成を少しやっていましたが


、97年にライヴツアーで一旦正式に


再結成しライヴアルバムなど残し、初の


グラミー賞も獲得、新アルバムの製作も


進めていましたが結局完成せず、その後


メンバーはお互いのソロ活動を中心に


音楽を今も活発に続けています、今でも


再結成をする気持ちは有るそうですが


どうなるかは神のみぞ知る、いや・・・


メタルの神のみぞ知る事でしょう。



最後に再結成ライヴで、名曲「Iron Man」。


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