毎週月曜日は休み気分にしていますが、気分だけでどこに出掛けるわけでもなく、毎日村の中にいるものですから、結局は休み無しの日々。

 

 ところが、昨日はあの天候にもかかわらず浄土ヶ浜まで出掛けて来ましたよ。

 

 何故か、三陸鉄道に乗ってみたくなってね。

 

 久慈まで車で行き、いざ三陸鉄道乗車・・・。

三陸鉄道は本当に初めてです。

 

 ローカル線の揺れの心地よさがたまりません。

そして、頭の中では常に連ドラの「あまちゃん」のメロディーが駆け巡ります。

 車両も駅舎も運転士さんの観光案内も全てに一生懸命さが伝わってくる路線です。

 

 そんな小さな旅を満喫していたら・・・急に・・・ギイィーっと、鉄と鉄がこすれる重~く鈍い音と共に乗客の体が、進行方向へ傾きました。

 

            ・・・緊急停止です・・・

 

 停車してすぐに社内放送・・・「只今、鹿と接触した模様です。 現場の確認が必要ですのでしばらくお待ちください」とのことです。

 

 運転士さんが二両編成のワンマンカーの中を走り抜け線路へと降りて行きます。

 

 そして確認のため現場付近を見まわった運転士さん   下矢印

 かけ足で戻ってきます。

            車 内 放 送

 「只今、現場を確認しました所、どうやら接触はしておりませんでした。 鹿は無事です」・・・この放送に車内からは拍手が・・・。

 

 無事だった鹿が「いやぁ、わりぃがったなぁ」と言っております。

              下矢印

 でも、ですよ・・・こんなことってあるんですね。

 

 ここから、二駅位過ぎたあたりだったでしょうか。

また、緊急停止・・・。

 まさか・・・またぁ?

 

 その、まさかです。

 

 「只今、鹿と接触・・・・・・以下同文」

 

 運転士さんがまた私たちの前を駆け抜けて行きます。

先程と違っていた所は・・・「まいったなぁ」・・・の言葉が聞こえたところだけです。

 

 「どうやら、接触は免れたようです」・・・と二回目の車内放送。

 

 4分遅れで宮古到着です。

 

 その後、タクシーで浄土ヶ浜へ・・・

 ウミネコにカッパえびせんをあげながら、湾内巡り・・・。

 

 帰りのタクシーの運転手さんに鹿の話をしたら「ニホンカモシカは天然記念物に指定されているものですから、ぶつかってしまうと、何かと面倒なことになってしまうんですよ」だ、そうです。

 

 三陸鉄道も動物にも気を使ってくれて本当にご苦労様です。

 

  三陸鉄道・・・・・・・・・がんばれー!