STONE ROSESはイギリスの伝説的バンドだ(と思っている)。
もう解散したバンドだがとても良いバンドで、好きなバンドランキングをつくるとしたら確実にランクインだ。
ひょっとすると一番好きなバンドかもしれない。
そんな僕の中で重要な位置のバンドだが買った当初は全く良さがわからなかった。


ストーンローゼスってバンドは有名みたいだな…じゃあ買ってみるか…。
という感じでとりあえず中古で売っていたベストを購入。
若干興奮しつつ家に帰り聴いてみた。

…?

って感じだった。
特に彼等の代表曲でもあるFools Goldなどは特にそう感じた。
9分も延々と同じフレーズの繰り返し…3分で飽きた。
一応What The World Is Waiting ForやTen Storey Love Songなどわかりやすい曲は少しは良いと思えた。が、あくまで少しだった。
そんな感じで流して聴いてラックに閉まってそのままだった。

2ヶ月程たって出掛ける時にどのCDを持っていくか悩んでいると(ipod全盛の時代にCDウォークマンなので)
たまたまローゼスのCDが目に止まり、まぁ全然聴いてなかったから持って行くか…という感じで持っていった。
この時持って行かなかったら、僕の中でローゼスは「グダグダやってる退屈なバンド」だったかもしれない。

外で聴いていて前と違う感想を持った。
あれ…何かこの曲かっこいいな…何て曲だろ…ってFools Goldじゃん!こんな良かったっけ?
あの繰り返されるリフに異様な格好良さを覚えた。
怪しい雰囲気の中での異様な緊張感が最高だった。
それから全曲聴くと前とは全然感じ方が変わった。
What The World Is Waiting Forなんてもうどんだけ良い曲なんだと、馬鹿かと。
Breaking Into Heavenのうねり。もう気分が高揚して脳みそ飛び出しちまうんじゃないかと。
Waterfallの透明感なんて良すぎて可笑しくなっちまうんじゃないかと。
全曲にそんなイカれた感想を持ち、電車の中で一人興奮しまくった。

それ以来狂ったようにローゼスばっかり聴いていた。
アルバムも全部買ってしまった(編集版とかも)。
1stは最初買った日本版ではFools Goldが短いバージョン(シングルVer?)だったのでわざわざ長い方が入ってる輸入版も買ってしまった。
そして聴かないでいると
「あぁああああローゼスききてえ…やばい…ローゼスききてえ…!フールズゴールドききてええええ!!!」
と、禁断症状みたいなのがでた。
それぐらい好きなバンドになった。

凄く長く書いてしまった。
三行なんかじゃとても無理だ、すまない。
聴いた事がなければ聴いてみてホスィ


これだけ誉めたが最初に聴いた時はまったく良く感じられなかった自分が恥ずかしい。
恥ずかしくて死んでしまいたくなる。
でも死んだらローゼスが聴けなくなるのでやめときます。

The Stone Roses/Fools Gold(short ver)