園山一家の幸腹(福)

 



     キラキラクローバー園山一家の幸腹(福)日記クローバーキラキラ     



皆様、こんにちは。 こんばんは? おはようございます?


昭和22年築の木造2階建て家屋を、中途半端に改築した

家庭料理割烹「園山」です。


「お店以外でも、私達にできることって何だろ」と考え続けて、

早3年が経ってしまいました。


そして、よくやく考え出したのが、食にまつわるブログです。


食を通して、たくさんの方々に、

少しでも明るい人生のお手伝いができたらいいなぁと思い、

この世に、このブログを立ち上げました。


ご愛顧のほど、宜しくお願い致します。


皆様に、おいしい幸せが届きますように…☆            



                           「園山」店主拝。

Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

心の中で。第2章。






園山の食いしん坊、綾です。

実は園山との出会いは大学生の時。
ひょんなことから紹介で、真希絵さんのアシスタントと
園山でのアルバイトをすることになったのはもう4年半前のこと。

食いしん坊な私は、毎日美味しいまかないや食べものに囲まれて、
食の素晴らしさと、食べることの楽しさにどっぷりはまる日々でした!

大学卒業と共に、一度は園山を卒業しましたが、
当時の店長さんやスタッフの方々の「綾ちゃん、また園山に戻っておいで!」という言葉が嬉しくて、
いつか園山にまた帰ってこようと心に決めていたのでした。
(そして2年後、本当に帰ってきた訳です笑。)

決して、働き始めから順風満帆ではなく、泣きそうになったこともありましたが、
そんなつらい修業期間を乗り越えることができたのは偏に、
時には厳しく時には優しく、とことん私と付き合ってくれた素晴らしい仲間たちと、
後ろからがっしりと包み込んでいてくれたオーナーの存在があったから。

書き始めると果てしなく長くなってしまいそうなのでここでは省きますが笑、
愛さん、ちーさん、かぐみちゃん、わたなべくん、そして真希絵さん、今まで本当にお世話になりました。

そしてこんな私をずっと見守ってくださっていたお客様方へ。
この2年間、心から楽しんで仕事ができたのは、皆様のお陰です。
本当にありがとうございました。

偶然から始まった必然の出逢い。
この園山という場所で出逢うことができた全ての皆様へ感謝の気持ちを込めて!

次なる一歩に向けて、園山を卒業します!
…が、またいつの日か園山に帰ってくる日がある気がしてならないから不思議です。

photo:01


いつの日かまたお会いできることを願って。

山口綾



上京前。鹿児島の母に、
出ていかないで!と泣かれた5年前。

〃この人を幸せにしなくちゃ。〃

その思いだけで、
母の言葉には振り返らず、上京しました。

辛くても、
悔しくても、
絶対弱音を吐かないと決めて。

でも人間てそううまくいかないものです。
楽しいことばかりじゃないんですよね。

それでもただただ、
園山という場所、園山の母、
園山のスタッフ。
何よりお客様方の笑顔に支えられてここまでやってこれました。

鹿児島の母は今、
私の幸せそうな姿を見て、幸せだと言ってくれます。

あの時、
母の言葉に振り返らず、真っ直ぐ進んんできて良かった。

大切で大事すぎるお客様方、
大好きなスタッフ、
私を、私の母を幸せにしてくださった園山の母。

一つでも欠けていたら、
今の私はないと思ってます。
だから、
園山に関わる全てに感謝です。

そして、
幸せをたくさん頂いた分、
これからは私からたくさんの幸せを配る番です。

その為には何ができるんだろう。
考え過ごす日々がまた、幸せです。

さよならより、
ありがとう。

卒業というより、
新たなスタートの始まり。


いつまでも、いつまでも。
園山は私たちの心の中で、
皆様のお帰りをお待ちしてます。




園山を愛して下さった皆様。
私達も同じだけ、愛してます!!

店長 立山 愛



Android携帯からの投稿

心の中に。第一章

みなさまにお礼をお伝えすることがなかなかできません。

よちよち赤ちゃん歩きだった7年前。
凸凹じゃり道を歩きながら、
時には立ち止まりそうになりながら。

それでも気持ち真っ直ぐ進んで参りました。



今でも思い出す、7年前のこと。

当時この一軒家にはしばらく人が住んでおらず、荒れ果てて、まるでお化け屋敷のようだったのです。

そこに人の手が入り、人が集い出すと
家は息を吹き返しました。

そんな「家」と私達は一緒に成長しあい、こんなにも皆様方に愛される場所になりました。

まるで奇跡の物語のような7年間…。

そんなこの一軒家と共に、これからの新しい歴史を築く道を私は選びました。

日々、たくさんの食材たちを扱うなかで、彼らに様々なことを教わりました。

真っ直ぐに向き合うことを忘れず。

これからも食を通じて、この国の豊かさと、食べることの楽しさをお伝えして行けたらと思っております。

「園山」はいつまでも心の中に。

長年のご愛顧、本当にありがとうございました。

料理長 時田千晴



園山の芋担当、かぐみです。

一番最初に任された、思い出の黒豆豆乳プリン。
代々受け継がれてきたポテサラを担当することになった前日、
味を守ることのプレッシャーと、これまた緊張のあまり、ぽろぽろ泣いたこと。
肉じゃがを初めて作った時、濃口醤油を薄口と間違えて、真っ青になったこと。
「はじめの一歩」を、まるで昨日のことのように思い出します。

ヨチヨチ歩きだったあの日から、気づいたら2年半。

まるで偉大な先輩のように、遠慮がちで、心の距離も遠かった園山の三大定番料理でしたが、
いつのまにか自分の子どものように愛おしい存在になり、
さあ、いっておいで!と、
自信を持って皆様に送り出せるようになりました。

食材や仕込む量など、毎日条件が変わる中、
ちょっとでも手を抜いたり、昨日はこうだったから、なんて見くびったら、
「こんなはずじゃなかった・・・」まっしぐら。
このやろう!と思いつつも、自分の至らなさを反省し、
深呼吸して、食材と向かい合い、コミュニケーションをとる日々でした。

まったく、繊細で、気まぐれな子たちです。
(芋なんて、あんなにごろごろして、土までつけて、気さくな雰囲気満点なのに!)


変わらないために、変わり続けること。

これが、定番を作り続ける中で、私が感じた哲学です。
続けることも、挑戦することも、守り抜くことも、本気でないとできないし、
その原動力のなるのは、
食べて頂くお客様への感謝と、最後はやっぱり愛情でした。

お客様へ。
食材へ。
食文化や環境へ。

振り返ると、たくさんの愛が生まれた2年半でした。

用量オーバーになるくらいの愛情を、
少しでも舌で感じて頂けていたら、本当に本当に、幸せです。

ご縁が結ばれ、出会うことができた皆様。
本当に、本当に、ありがとうございました。

これからも皆様に、口福で素敵な人生が、ずっとずっと、続きますように!

五味渕かぐみ

心の中に。第2章へ。。。

7年前のアイドル復活!

園山最終月の締めのご飯は、オープン当初にお出ししていたアイドルご飯が復活!

ヒントはこちら…
photo:03


何を作っているところでしょうか??

photo:01


そう、温玉ご飯です。

この、ぷるんとろっとした絶妙な温玉ラブラブ!
見ているだけで興奮するビジュアル。
まさにアイドルですね笑。

photo:04


仕上げにかつお節をふんわりのせたら出来上がり。

ご飯はお醤油ベースで炊いているので、スプーンで程よく混ぜて食べれば味付けも抜群ニコニコ

幼い頃に家庭で食べたことがあるような、なんだか懐かしい味です。

photo:05


油揚げとルッコラのお味噌汁と合わせたら、思わずほっとため息が漏れる温まる味。

園山の原点がここにある気がしてきます。

最終日まで今日で残り一週間。
最後までお客様にほっとしてもらえるような、そんなお店で在りたいです。

山口
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>