言葉を超えたコミュニケーションは
音を超えたコミュニケーション
言葉の概念を超えて、国も超えてコミュニケーションや表現で伝え合えるのが、
音楽や絵画、ダンスなどだよね。
何を伝えることができる?
何かのパッション?世界のあらゆる美しさ?儚さ?
人間をしていると経験する共通の何か?
音楽では、複数のプレイヤーがいればそれぞれの
パートの誰かが何かの役割をして支え合い表現することができる。
音楽の三要素である、リズム・メロディー・ハーモニー。
その中のリズムの中に沈黙(音がない部分)がある。
一瞬の時もあるし、長い沈黙もある。
これら全てひっくるめてリズムなんだよね。
大体の人は、音が鳴っている時にリズムや音として
意識を向けるけど、音が鳴らない瞬間にも実はメッセージが沢山つまっていて、
私たちは無意識にうけとっているのだ。
いったい何が詰まってるのだろうか?
私はフルート吹きだから、大体はピアノだったり
他の楽器の人と奏でることが多い。
だから曲の始まりであったり、ノリのきっかけなんかは
誰かが必ずお互いをサポートし合っているのだ。
(実際はそれぞれが正確なビートとノリをちゃんと感じれて
自立したもの同士で合わせるんだけどね)
だけど、フルート一本で演奏する時は、
全部一人で感じて表現しなければいけない。
物質的には聴こえないビートを「氣」で飛ばす。
気合いではない。氣で飛ばすの。
「エネルギーは思考に従う」という。
ハートの中にあるビートを感じて、
見えない音を交えて物質的な音も表現するのだ。
表面的にとらわれず、どれだけ視えない音をハートの感覚で意識するか。
これは音だけじゃなくて、
生活の中で言うと会話の中でどれだけ愛を感じとるかと似ている。