ガチ対話をするために、組織の問題を見える化しましょうねー。(組織開発セミナーレポ3) | 赤ちゃんから思春期の子育てまでトータルで応援する元保健室の先生のブログ

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● ガチ対話をするために、組織の問題を見える化しましょうねー。(組織開発セミナーレポ3)

こんにちは 三浦真弓です。

先週参加した、中原先生の講座の報告記事第3弾です~。

私の感じたことの羅列、報告になっているのか怪しいのですが。

前回は、ママ団体(ボランティアベース)の問題点は、そこここに…?と書きました。

でも、そもそもガチ対話ができないことが多いよねぇ…で終わっています(笑)

じゃ、ガチ対話にするために、組織の問題をどのように見える化するのー?というところです。

1:調査で見える化

これは、組織で起こっている問題事象の真因を、調査で見える化することから始まります。

真因なので、例えば「○○さんは会議にあまり来ないよね」ということがあったとしたら、みんなに、

「どうしたら会議に出席できるか」

ということを調査するということですね。

正直に書いてくれるかどうかが、ポイントですね。

2:全員車座de見える化

この場合は、組織メンバーたちが腹を割った本音で語ることで、問題を見える化していきます。

「え!? 本音で語るの…語りたくないです」

ということで、会議欠席。

・・・・チーン・・・・

もう、何言ってるんでしょうかー!?

気持ちは分からなくもないですよ。

以前、会議で意見を言ったら、コテンパンに反対意見にあったとか。

頭ごなしに、何か注意されたとか。

確かに、その人にも非があると思います。

でもー。会議のメンバーなんだから、出てこなと、組織が成り立たないじゃん…汗

というところで、人の意見を聴くという、会議内でのコミュニケーションスキルの問題がありますねー。

そして、組織という視点から見ると

「じゃぁ、そもそも、どうしてこの組織に所属しているの!?」

ということです。

あ、だからと言って、逆ギレしてやめていいということではありませんよ。

そもそも?って振り返ってみようよ~ということです。

ちょうど良い本を読んでいました♪

IMG_9992.jpg

ガリガリくんをヒットさせた、赤木乳業の鈴木監査役が書かれた本です。

ここに

「魔法のことば「そもそも」を使うと、仕事のやる気がぐんぐん湧いてくる」

とありました。

「そもそも、なんでこの会社に入ったのか?」

と考えるということですね。

組織の問題を考えているときに、真因を調査したり、腹を割って話せないようになっていたりしても

「そもそも、どうして、この組織に参加しているんだったっけ?」

と振り返ることで、解決策が生まれて来るような気がします。

(この本には、シュタイナー教育のルドルフ・シュタイナーが提唱した「12感覚論」の話も書かれていましたー! 感度が高いほど、時代を読むことができるから、リーダーは感性を磨きましょうって)

ボランティアベースで参加している団体だったりすると、しかも、代表でなかったり、立ち上げメンバーでなかったりすると、気持ちもふわふわしているかもしれませんね。

「やれるようにやればいいんじゃないの?」

(はい、そうですけど。でも、テキトーでいいって話でもないんだよね)

「そこまで責任とれないし」

(ですよねー。でもなんで?)

ここで、企業の方が、わかりやすいのかもしれませんよね。

はっきり、数字で成果が見えるので。

でも、ママたちが関わっている多くの団体は、成果を数字で測ることができないものの方が多いですね。

成果を数字で追うと、そこにまた

「私たちの活動は、そういうものではないの」

という人が現れたりして。

で、また、ここでも、

「じゃ、そもそも、どういう団体なの?」

というところへ戻るわけですー。

数字で見えないものを頑張る団体には、○○が必要なわけです!

ということで、次号は○○について!?

(と、中原先生の話から、徐々にずれつつあるけど、私の脳内整理整頓ということで)