昨日、テレビ朝日で放送されたマツコ&有吉の怒り新党!ご覧になられた方はいらっしゃいますか??





たまに見る程度の番組なのですが、たまたま番組内の新・三大○○調査会というコーナーでコーヒーが取り上げられていたので、慌てて録画しましたREC





内容は単にコーヒーというテーマではなくちょっと違った目線で気軽には飲めないコーヒーコーヒー豆




とっても興味深い内容だったので私のゆるブログでも紹介させていただきますえんぴつ






先ず一つ目は


京都府京都市  王田珈琲専門店




こだわり抜いたマスターが生み出すの珠玉の一杯  (コーヒー専門ライター 川口 洋子さん)





京都の町家に溶け込むように佇むお店のマスターは王田洋昌さん。



お店のメニューで特にこだわっているというブレンドデミタスはその場で4種類のコーヒーをブレンドし、85グラムもの豆を使いネルで抽出するのですが、一般的なコーヒーの8倍もの豆を使って量はコーヒーカップの半分!!この説明だけでも超濃厚コーヒーだということが想像できますねうさぎ

このデミタスの最初の1滴を完璧な状態でおとすために行う最初の蒸らしの工程は時にお客さんの声掛けすらも無視されてしまうほど神経を集中させる作業。



少量のお湯を注いでは浸透させ、また少量注いでは浸透させるを繰り返す蒸らしの作業は




なんと8分にも及び・・・




この最初の一滴目の色艶を確認し失敗と判断した場合には最初からやり直すこともあるそう。





お客さんはこの間、ただ黙ってその工程を見守るしかないようです。




そして、さらに待つこと10分。




注文してか待つこと実に20分、マスターの味見に合格し出されてたコーヒーはもはや湯気さえ出ない人肌以下の温度。


しかし、マスターいわく

「コーヒーにおいての適温は必ずしも熱々ではなく、ある程度温度が下がっている方が美味しい」とのこと。しかも、このデミタスを「30分かけてチビチビと飲むことで、飲み始め、中頃、飲み終わりの味の変化を楽しめる」らしいのです。




番組スタッフが言われた通り、30分かけて飲んでみると、飲み始めこそ苦味のインパクトはあるもののスッと消えていく感覚があり、中頃には苦味が弱くなり、飲み終わりの30分後にはマスターの言う露骨な甘さをを味わい、確かにコーヒーの味の変化を感じられたようでした。




マスターのこだわりが濃縮された一杯



ブレンドデミタス 1200円




個人的には京都に行く機会があったら、一度は味わってみたい一杯ですうさぎ









二つ目は



大阪府大阪市   ザ・ミュンヒ



コーヒーの概念をひっくり返した!味も値段も予想外の一杯 

                               (コーヒー専門ライター川口 葉子さん)



閑静な住宅街に冴える黄色い外壁にはコーヒーしかない店と書かれていて、入店前からコーヒーに対するこだわりが感じられて、ちょっと敷居が高い印象を受けます。

このお店のマスターは田中完枝さん。メニューにはずらっと1000~2000円台の少しお高めのコーヒーが並んでいますが、中には6000円を超える高額メニューも!そんな中、メニューの一番下には6000円のコーヒーをはるかにしのぐ桁違いの超高額コーヒーを発見!!

なんでも、19年という長期間に渡りコーヒーを熟成させたもので、ここでしか味わえない一杯だそう。

その価格はなんと、40ccで7万5000円!!!



もはや、コーヒーの値段ではないです・・・



番組では調査のためこの超高額コーヒーを注文。



注文してまず最初に出されたのは7万5千円のコーヒーになる前のコーヒー。



スパルタン 2300円



このコーヒー自体はとても苦味が強いのですが、それもそのはず。

このデミタス量の一杯に対し、なんと使用している豆は300グラム!!




それを-4度の冷凍室で19年間熟成させたコーヒーはマスターのコーヒー人生の集大成!




500万円もするという金のカップとともに運ばれてきたコーヒーはまるでミニサイズのワイン樽タル




お客さんの目の前でレバーを引き、注がれたコーヒーこそが今回の超高額コーヒー。





熟成樽仕込み氷温コーヒー   7万5000円




番組スタッフが飲んでみると先に飲んだスパルタンでの強い苦みは影を潜め、甘く、優しく後味。



マスターの説明では、

「ものすごく挑戦的でかつ戦闘的で過激にもかかわらず後味がものすごく優しい」のがこのコーヒー。




19年の時を経て熟成されたコーヒーは蜜のように甘く、力強いのに優しい後味。



人生で一度、飲めるか飲めないかと言ったら、私は飲む勇気がありませんうさ。








そして、最後は


広島県東広島市    伴天連(ばてれん)



尻込み必至!異次元ワールドで飲むコーヒー     (コーヒー専門ライター 川口 葉子さん)



ここは先の二件とは全く違った意味で気軽に飲めないコーヒーの一つでした。



場所は広島空港から車で30分ほど走ったところにあるお店はかなり広い駐車場を設けていますが、

不思議な石像やお店に続く黒門からは、すでに異次元ワールドの世界観が漂っています。

門をくぐり敷地内を進むと、左右にはマネキンの頭が木の柱につけられた不気味なオブジェや、、仏像などが並び、お店の入口には一本のロープとその上にくくられたマネキンの頭と大きな鐘がお出迎えキヨちゃん



もう、この時点で心拍数急上昇です!!



骨のオブジェのドアノブを引き、恐る恐る中に入ると、外の人形にもまして不気味な人形たちが

「いらっしゃいませ!!」と大きな声でお出迎えビックリ!


無気味な人形たちやオブジェたちが所狭しと並ぶ、お化け屋敷さながらのお店は82才になるマスター藤田喜代男さんが一人でお店を切り盛りしているとのこと。



日常と全く違った異様な雰囲気の空間で出されるコーヒーはどれだけ個性的なのかと期待しつつ、




注文したコーヒーを待つ間、スタッフがそっとカウンターの中をのぞいてみると・・・




マスターがカウンターのなかで用意し始めたのはなんとパウダー状のコーヒー!!!




これを手際よく用意し、魔法瓶の熱々のお湯をそそぎ入れて出来上がったのは




インスタントコーヒー!


念のためスタッフがマスターに「これって、インスタントなんですね?」と確認すると



「そう。これが一番早く出せるんですよ」とあっさり。



なんでも、コーヒーの味よりもお店の雰囲気つくりに力を入れているというマスター。




お客さんが他所ではあじわえぬ雰囲気を味わって喜んで帰られるのを見ると、これが一番うれしいのだそう。




これもまた、サービス業の精神の一つですね。




お客さん雰囲気を楽しむための仕掛けが満載のお店のコーヒーは




インスタントコーヒー 500円




お化け屋敷体験も味わえる喫茶店、コンセプトはとても面白いですよね!




でも、そら色アトムは残念ながら入店すらできそうもありませんrabbitOO!!ショック 笑





お近くにお住まいの方、GWの旅行先にお店がある方、ご興味がある方、

気軽に飲めないコーヒーを味わってみてはいかがでしょう??



もし、行かれた方やすでに行ったことのある方がいらしたら是非、感想を伺いたいです先っちょ