イタリアのパンっておいしい(のもある)。いろーんな種類のパンがあるもんね。
わたくし、粉もの大好きでして、パンもその一つ。
母がパン焼き歴25年というのもあって(おかん、ありがとう!)、海外旅行の土産にパンを頼んだこともある(笑)

こっちのパンは、小麦粉が違うから、
口の中が切れそうなくらい外がバリッと、中はふわっと、きめ細かい。

あ、そうでないものもありますけどね。
トスカーナでもフィレンツェは、塩なしパンで有名だし。
昔、塩で戦争になってから塩なしになったそうで。
「パンを作るときは、塩は忘れずに入れましょう」という、鉄則ムシ(笑)

とにかく、形もいろいろ、味もいろいろで美味しいイタリアのパン。
しか~し 日本に売ってるようなパンはないのだ~。

先日、むしょ~に、日本の菓子パンが食べたくなって、イーストをかってきました。
ふつうのスーパーに、ほいって売ってます。
 
生イーストです。大きさが良くわからないと思うので、

はいっ。

 
手のひらにのるくらい。1つ25g で、2つセット売りで、25円くらい。    値段間違っていたので訂正しました
日本で主流のドライイーストの倍の量を使う、と覚えるといいと思います。 
ドライイーストより良く膨らみますよ~。

んで、作ったのはこちら。

じゃーん、なんちゃってミスド!
ふわふわのドーナツが、食べたくて仕方なかったのぉ~。 
レシピは、クックパッドのこのレシピを参考にしました。量は倍ですけど(笑)

ローマでは、チャンベッラ(ドーナツ)という名前で、砂糖がいっぱいかかったのや、
中にカスタードの入ったクリームドーナツがあったんだけど、
ピサのうちのまわりや、駅周辺のバールでは、全くもってみかけない。

日本のふわふわドーナツが恋しくなって作ったら、過発酵(涙)
フカフカだけど、見た目がでこぼこしてるんで、チ
ョココーティングでごまかす(笑)
 
というのも、
うちにある2つのオーブン(備え付けガス、レンジみたいな感じの小さい電気オーブン)、
どっちも発酵機能ついてないのよ。。。
イタリアってオーブン焼くだけしか使わないのかな?んなわけないよね。
だから、鍋にお湯入れて、それをオーブンに入れて、発酵。
そして、温度はで。だって、温度計ないんだもん、この家。
手ごねは疲れる。。。日本で、パンこね器かホームベーカリーかおうっと。

あ、ドイツのパンこね器を実家で使ってたから、国も近いことだし、イタリアでさがしてみよう。
これ便利なのよ~。1分くらいでコネ作業がおわるの。


生イーストは期限が短いので、はよ使わな、と期限ギリギリに作ったのがこちら。


ジャムで餡をつくって折り込み風に。
ふわふわの生地に、ジャムの層がたくさんあるので、良いバランスで、口のなかに甘さが広がります。
ちょっと成形失敗したけど、よしとしよう。だって、これも温度は勘なんだもん。

し~か~も~、
うちのガスオーブン、下火のみ!上にこげめがつかないのだ~。なんでやねん。
それじゃ、ガス台とおなじやん。

なので、8割がた焼けたときに、小さいオーブンの上火で、数個ずつ入れて色付けしました。
ま~、めんどくさいこと!
おかげでパン、ちょっとしぼんじゃいました。なので、ちょい不細工なの。

ということで、生イースト50gで、
・ドーナツ16個
・パン16個
・巨大フォカッチャ天板1枚分(日本のオーブンサイズだったら2枚分)
が作れます。んで、3グラムぐらい余るかな。

おいしい♪と、のっぽさん喜んで食べてくれたのはいいんだけど、
「どっちも、軽いね」って。
ドーナツ、油で揚げてチョコのアイシングかけてるんですけど・・・・・、
パン、ジャムがいっぱい入ってるんですけど・・・・・、
イタリア人には、軽いらしいです。



日本食は、イタリア人にとって、すべて軽いに違いない。
今日も読んでくださってありがとう!
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