ベビーシッターのことも決まらず、私の仕事は一体どうなることかと心配しながら、赤んぼ連れて戻ってきた今シーズン。
戻ってきた9月こそ、こまきと家に閉じこもっていたためアイーダを降り番にしてもらったものの、あとはオペラオケのお仕事、ほとんどこなせました
プラス、子煩悩な夫のおかげで、数えてみたらカイロシンフォニーの仕事も3回も行かせてもらえてました
ブログアップしてなかったので、まとめて覚え書きしとこうと思います
去年の11月
・ラフマニノフ シンフォニックダンス
・チャイコフスキー ピアノコンチェルト
恥ずかしながら、シンフォニックダンス、初めて知った曲でした!
曲目見たとき「2番のシンフォニーが良かった~」なんて思ってしまったのだけど、曲聴いてすぐぞっこんに
2楽章のなんだかあやしいサーカスみたいなところが特に。私って本当に「怪しい」って表現の似合う音楽が好きだわ!笑
今思い返すと、よくよぉくさらって本番に挑んだので、当日の最後のテンポアップにも気持ちよくついてゆき、弾ききって、気持ちよかった~!!!!
それにしても、指揮者がとっても良かった!練習の進め方がこのオケには向かなくて、完成には間に合わなかったからとても残念だったけど
ピアニストの奥様は本当に見事でした。ほぼオケ合わせのGPなしでの本番、ばっちり。プロでした。
2015年1月24日
ALL シベリウス~
・カレリヤ組曲
・シンフォニー1番
・バイオリンコンチェルト
なんと、ソリストは、1994年の第10回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で最高位を獲得した、アナスタシア・チェボタリョーワさんでした!!
このコンサート、当日キャンセルになってしまったので、本番の演奏は聴くことができなかったけれど、彼女はその週に2回もリハに来てくれたので、Vn1の折り返しの席で弾いていた私は、間近で見て、聴けました。
私、寒いところにいた経験がないし、どちらかというとおめでたい思考回路の持ち主なので、シベリウスの、静かに胸の内に秘めた情熱、ぴーんと張りつめた雰囲気を表すのとか、演奏するの苦手意識があります~
彼女の演奏、細切れにしか聴けなかったけど、オハコって感じでした、さすがです。
媚びた感じゼロで、とてもかっこよい女性でした。
弓さばきが、美しかった。
3楽章の、意外とどっしり落ち着いたテンポ運びも、かっこよかったし、印象にすごく残りました。
2015年1月30日
・Nader Abbassi Childhood Memories ( world premiere)
・リスト ピアノコンチェルトNo. 1
・ムソルグスキー/ラヴェル 展覧会の絵
この週は、高校生のときからずーーっと弾ける日を待ち望んでいた展覧会の絵がプログラムに夢が叶いました。
でも、この辺り仕事のいれすぎで準備が足らなくて、個人的にとっても悔いの残る本番になってしまいました
指揮のアバシ氏(何やら噂によると、男性がお好き?!)が作曲した『Childhood Memories』、彼の幼少期はこんな危うい雰囲気だったの?って心配になるこれまた一風変わった音の並びのメロディーが素敵でした未だにメロディーが頭から離れませんこの曲に関しては、本番で迷いなくすべての音を弾くことができました。う~ん、私に向いてるモノって一体どんなジャンルの曲なのか?笑
忘れないうちに、鼻歌を携帯の動画に残しておかなくっちゃ!!
・・・・・・と、ザーッと振り返ってみました
シンフォニーの仕事中は、すべての時間、パパが娘とお留守番してくれていました。
本当にありがとう
娘といる時間が一番しあわせだと思っているのに、仕事も頼まれるとやりたくなってしまう・・
その結果、展覧会の絵みたいな不完全燃焼の、演奏者として失格な本番になってしまったので、それ以来、自分の所属するオペラオケの仕事のみを、丁寧にやることに決めました
今は、シンデレラに燃える日々です
お~風邪っぴきの娘が泣いています
おやすみなさい